タイヤ・ホイールの通販大手「オートウェイ」は幅広いブランドを取り扱っているが、今回は米国ブランドのアームストロングタイヤを試乗した。気鋭のラリードライバー新井大輝がプジョーのPHEVモデル、308GTハイブリッドに装着し、榛名山を駆け巡った!
文/新井大輝、写真/成田颯一、車両協力/PEUGEOT横浜青葉
アームストロングってどんなタイヤ?
1912年アメリカのニュージャージー州で創業したアームストロングタイヤは1961年には世界5位のタイヤメーカーに躍進する。その後ピレリに買収された時期もあったが、2012年からは独立したブランドとしてタイヤの開発、研究を続けている。

現在の本社はフロリダ州のマイアミにある。日本にはオートウェイが今回紹介したBLU-TRAC HPのほかコンパク ト&軽向けのBLU-TRAC PC、SUV用のTRU-TRAC SU、TRU-TRAC AT、TRU-TRAC HTと5つのブランドを販売している。どれもコスパに優れ、アメリカブランドなのでデザイン性にも優れている印象だ。生産はタイ。アームストロングタイヤ特設サイトはこちら。
プジョー308GTハイブリットを駆って榛名山へ!
プジョー横浜青葉さんよりプジョー308GTハイブリッドをお借りして、クルマ好きであれば誰もが知っている榛名山へ行ってきました。

関越高速道路を新潟方面へ走り都心から約2時間で行ける榛名山はかの有名な伊香保温泉をはじめ、某有名なアニメの舞台でも知られています。週末ともなるとクルマ好きたちが押し寄せる聖地になっていますし、何と言ってもこの伊香保エリアの特徴としてはワインディングから長いストレートといった一般公道の要素を余すことなく取り入れた、走っていて気持ちのいい〝道〟がドライバーを楽しませてくれます。
そして今回は日本で最大級のタイヤとホイールの販売で有名なオートウェイさんがプッシュするアームストロングのブルートラック・エイチピーというインパクトとしてはバッチリなタイヤで試乗を行いました。すでになんか強そうなイメージがしませんか?
OEMとの違いが分からない乗り心地の良さ!価格もGOOD
まったくタイヤの事前情報もないなかであえてインプレッションを行ったので忌憚のないコメントでズバズバと綴っていきたいと思います。
もちろんもっと細かい条件下で色々比較すれば違いがわかるのでしょうが、個人的には普通にのんびりと走るドライブではロードノイズやグリップの面では何ひとつ大きな変化を感じることはできません。冗談で言っているように思うかもしれませんが、本気で違いがわかりません。
それと相まって人生で初めて運転する最新プジョー308GTハイブリッドのしっとりした滑らかで上品な乗り味をそのままステアリングへ伝えてくれていたので、あれ?これ、すごくいいじゃん?と思った次第です。
今回プジョー308GTハイブリッドに履いた225/40R18のタイヤサイズの値段を調べてみると1本当たり7690円(価格は取材時のもの、税込み、送料込み)というあまりにもリーズナブルな値段設定です。これでこのパフォーマンスなら正直言ってコスパがあまりにもよすぎる。
もちろんすべてのコンディションにおいてOEMタイヤより優っているとは言えないのだろうけど、この値段なら毎年冬タイヤから夏タイヤに交換する時に4本まとめて交換できますし、仮に毎年でなくても2年ごとの車検で組み換え交換しても事足りるのではないでしょうか。
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