■旧車オーナーにも希望の光が!!
PCD100 4Hはいくつか他メーカーからもラインアップがあるが、PCD114.3 4Hは絶滅危惧サイズで業界中探してもわずかに数モデルしかなかった。
そこで復活に期待を寄せるチューナーも多い。今回の撮影車両であるレビンを用意してくれたのはたにぐち自動車の谷口敦史代表。You Tubeでは「たぬぐっチャンネル」で知られる人である。
「ユーザーの声をカタチにしてもらえたのは本当に嬉しいですね。昔懐かしいという人もいれば、新鮮に映るという人もいるようで、さまざまな層が動画にコメントしてくれています。当時は硬派なホイールでしたけど、今はAE86に似合うかわいいホイール的な面もありますね。サイズ的にもバッチリです」と谷口さん。
AE86向けのレストア部品を新規製作し、外板や機能パーツなどをリリース。AE86業界で話題の「レストアパーツ.com」を運営するまんさく自動車の井上尚志代表にはロードスターを持ち込んでもらった。
「ロードスターには正直当時はちょっとタイミングがズレていて、あまり履いていた人がいるイメージはないんですよね。AW11に多かったイメージです。それが今回NAに履かせてジャッキから降ろしてみたら、そのカッコよさと似合いっぷりにビックリしました。懐かしいけど新しい組み合わせでこれからいろいろな履きこなしが出てきそうですよね」と井上さん。
そしてAE86トレノはテックアートが製作した通称ECUハチ。燃費を考慮した制御でレギュラーガソリンで高い燃費性能を実現するという現在的なアプローチがされている。最新のハチロクに最新のホイールを組み合わせる。こちらも旧くて新たしい組み合わせなのだ。
昭和レトロなイメージも漂うデザインだが、その性能はサーキット走行にも対応。軽さと強さは現代の性能を持つアルミホイールである。レトロスタイルもありだし、新たなスタリングを提案することもできるシンプルなデザインが眼を惹きつける。
カラーは現在のところレーシングパールホワイトのみ。シンプルなデザインゆえに自分好みの色に塗るカスタマイズも始まりそうな予感。2024年は旧くて新しい「SUPER R・A・P evo.」が15インチホイールで躍動しそうだ。
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