■新型レクサスNXデビュー直前。新旧NXを写真で比べてみよう!!
レクサスのミドルクラスSUV「NX」が7年ぶりにモデルチェンジする。登場以降、レクサスの最多量販車であり続けた人気の秘密は、走りの良さ、扱いやすいサイズ、RXにもひけを取らないプレミアム感ではないか
新型レクサスNXが6月12日にワールドプレミアされた。写真はFスポーツ。一目でレクサスのアイコンでと分かるスピンドルグリルもより複雑な形状となってきている。売れるクルマだけに気合の入り方も半端ない
同じく新型NX Fスポーツのリア。バックガーニッシュからバンパーに繋がる流れるような造形が特徴だ。現行型のデザインを踏襲しつつ、大胆なデザインを取り入れてきた
新型NXのインパネ。メーターから横に大胆に広がる大型ディスプレイが目を引く。空調等の操作もナビと2分割されるタッチパネルで操作する
ご覧の通り、ディスプレイを2分割にして、しっかり機能を果たしてくれる。タッチパネルのスイッチのイメージは扱いやすい物理スイッチの操作性を踏襲しているようだ
その結果、センターコンソール部に鎮座していたリモートタッチパネルは廃止されている。すっきりした印象・・・だが最新の欧州プレミアム車と比べると、まだスイッチ類が多い気もする。これは趣向の問題かもしれないが
新型も現行型の良さである、適度な広さによる、全ての乗員への快適性と優雅さを提供する室内は健在だ。基本的にはドライバーズカーだが、たまに運転をお任せして乗っても全てをお任せできる、安心感のある車だ
2014年7月にデビューしたレクサスNX。UXの登場まではコンパクトとミドルを受け持つクロスオーバーSUVだった。
NX300h、2014年7月登場モデル。NXはRXよりもコンパクトなミドルサイズのボディで人気を高めた。発売の翌年となる2015年には、1万8000台以上を登録して、レクサスの最多販売車種に
UXの後席は狭いが、NXはRXほど大きくないのでファミリーカーとしてはちょうどいい室内空間
後席は6対4分割可倒式シート。電動リクライニングおよび電動格納機能付きだ
2017年9月のマイナーチェンジでスピンドルグリルがLXやRXとの共通性を持つレイヤー状のデザインとし、三眼式のLEDヘッドライトは超小型LEDランプとなる。写真は300hバージョンL
2017年9月のマイナーチェンジで、立体的でワイドなリアコンビネーションランプのほかLEDシーケンシャルターンランプに変更。このイメージは新型にも継承されている
2017年9月のマイナーチェンジで10.3インチのディスプレイに変更。2019年4月の一部改良では予防安全パッケージの「Lexus Safety System+」の各機能を進化させた
2019年5月に一部改良し、進化したプリクラッシュセーフティなどを含むLexus Safety System+の機能が強化
最も流通台数の多いNX300h Fスポーツ(写真は2017年9月のマイナーチェンジモデル)購入層もミドルエイジを想定しており、走りのイメージモデルであるFスポが好まれたのであろう
237ps/35.7kgmを発生する2L、直4ターボエンジンを搭載する200t。トヨタの新世代エンジンの技術が余すところなく投入されており、気持ちの良い走りが魅力のエンジン故、人気も高い