あと10年で新車のすべてが電動化されると3ペダルMTが消滅するのか?
1999年に発売された『初代インサイト』。ハイブリッド、空力、軽量化と、ホンダが徹底的に燃費にこだわったスペシャルマシン(5速MT)
2010年に登場した『フィット ハイブリッドRS』。1.5L iVTEC+IMAのHVでも6速MTが用意されていた
2010年に登場した『フィット ハイブリッドRS』のコックピット
2010年に発売された『CR-Z』。第31回カーオブザイヤー受賞と業界からの評価は高かったが販売が振るわず一代で生産終了となった(6速MT)
スカイアクティブX搭載のMAZDA3。SPCCI(火花点火制御圧縮着火方式)の制御を最適化し、最高出力を従来型の180ps、22.8kgmから190ps、24.4kgmにアップさせた
世界で初めて実用化したSPCCI(火花点火制御圧縮着火方式)を搭載したe-SKYACTIV-Xと190ps、24.4kgmの2L 直4に 6.5ps、6.2kgmのMハイブリッドを搭載。これに6速MTが組み合わせられる
欧州で2020年4月に911カレラSとカレラ4Sに設定された7速MT
ジャトコが開発したCVT-X。加速時の反応やロックアップの応答性など高トルクのターボエンジンに、より適したCVTに仕上がっている
日産キャッシュカイに搭載されているXTRONIC(エクストロニック)CVTはジャトコ製のCVT-Xが採用されている
アウトバーンの国ドイツのメーカーであるポルシェのタイカンは、BEVとしては技術的にチャレンジングな2速変速機を採用して、最高速と電費を伸ばしている
MT操作での運転は楽しいが、そもそもトルクのフラットなモーターには変速機自体の必要性がない。特に最高速120Kmの日本では
「人馬一体」を標ぼうするマツダ ロードスターは、非力なエンジンのトルクバンドをMT操作で維持しながら走るという、車との一体感を楽しめる
現行ND型ロードスターのコックピット。MTシフトノブや3連アナログメーターなど、現代ではすでにレトロな雰囲気となりつつある