アメリカのダンプトラックといえばやはりボンネットキャブだ。その姿はアメリカ映画などでもよく見かける
ベース車両はピータービルト・モデル567(クラス8)の、セットフォワード(フロントアクスル前端配置)6×4シャシー+エキストラアクスル仕様。ボディはワシントン州の特装車メーカー・OSW社製角底ダンプボディを架装する
ベース車両はインターナショナル・HX615(クラス8)。6×4シャシーだが、後2軸の前に1軸のエキストラアクスルを搭載し、必要に応じて荷重分散を行なう。ボディはペンシルバニア州の特装車メーカー・J&J社のテレスコピックシリンダー式ハーフパイプダンプボディだ
いすゞNPR-HD(クラス4)、すなわちエルフの米国仕様がベースのダンプ。深アオリとロール式タープを備えたダンプボディは日本のダンプとはまったくの別モノだ
アプローチアングル確保に有利なセットフォワード6×4シャシー+1軸エクストラアクスル仕様のマック・グラナイト(クラス8)。ボディはJ&J社製テレスコピック式ハーフパイプボディだ
オハイオ州のトレーラメーカー、イースト・マニュファクチャリング社のエンドダンプ型ダンプトレーラ。ボディは軽量なフレームレス構造で、船底と角底のベッセル構造を融合したもの
フレイトライナー・114SD(クラス8)6×4シャシー+3軸エキストラアクスルのスーパーダンプ仕様(タグアクスルは備わらないタイプ)。ボディはメーカー不明だが、カナダ・ヒューロック社のものと思われる
ケンワース・T880(クラス8)6×4シャシー+3軸エキストラアクスル+1軸タグアクスルのスーパーダンプで、GVW36t、最大積載量25tを実現。ボディはOSW社のテレスコ式耐摩耗鋼板製ハーフパイプタイプだ
トランスファーダンプとは、ダンプフルトラクタとドーリ式ダンプフルトレーラを組み合わせたもので、写真は3軸フルトラクタ+2軸フルトレーラ仕様。オプションで空気圧によりトレーラ側のダンプアップも可能となる
アメリカ大陸の雄大なスケール感までもが伝わってくる。アメリカンダンプは自動車社会アメリカの象徴でもある