馬一頭が1秒間に75kgの重りを1m引き上げる力1ps(馬力)と定義されるが、実際の馬は短時間であればこれよりはるかに大きな力を出すことができる
2021年にデリバリーが開始されたアストンマーチン・ヴァルキリー。6.5リッターエンジンは1014psを叩き出し、さらに電動のモーターの162psも追加される
現代の市販車でもっとも大きなトルクを誇るのがこのベントレー ミュルサンヌだ。その数値は104.0kgmと驚愕の3桁越え。一度はその加速を味わってみたい
メルセデスベンツの最新モデル、Sクラス400dは低速域のトルク特性に優れていて、71.4kgmの最大トルクをわずか1200rpmで発生する
見事国産スポーツカーのトルク王に輝いた日産GT-R NISMO。66.5kgmの大トルクを4WDシステムが確実に受け止め、車体を軽々と加速させる
こちらは標準仕様の日産 GT-R。NISMO仕様よりはやや低いものの、それでもV6ターボエンジンが65.0kgmという大トルクを引き出す。最高出力は570ps
トヨタ ランドクルーザー300。悪路も走行するSUVモデルでは低速域のトルクがきわめて重要になるが、ディーゼルエンジン仕様はそのトルクも申し分ない
ランドクルーザー300用3.3リッターV6ツインターボディーゼルエンジン。低速域でシングルターボ、高速ではツインターボで最適な出力特性を実現する
コンパクトカーの皮を被った狼ことGRヤリス。ノーマルヤリスの最大トルクは1.5リッターガソリンモデルで14.8kgmだが、GRヤリスはなんと37.7kgm!
オール電動モデルの日産 リーフ。写真は2021年4月に発表された仕様向上モデルで、最大トルクも34.7kgmと標準モデルより大きくなっている
残念ながら生産終了が決定してしまったホンダ NSX。ハイブリッドスポーツの究極系ともいえるモデルであり、出力、トルクともに驚異的な数値を誇る