残念ながら今シーズンも、雪の車道で立ち往生のニュースが入ってきている。雪道に慣れている北国のドライバーの運転を参考に、氷雪路を安全に走る方法を考えてみよう
雪国のドライバーは氷雪上の運転に慣れている。慣れはリラックスにつながる。もちろん慣れや不慣れに関係なく、スタッドレスタイヤを履くことは大前提(kelly marken@AdobeStock)
北海道などの厳寒地では、軽自動車やコンパクトカーが雪道をものともせず軽快に走っている
本格的な4WDは走破性が高いので氷雪上ということを忘れがち。車重が大きい大型4WDの場合、普段の路上よりも停車に時間がかかることも。スピードの出し過ぎには注意
スタッドレスタイヤは雪上での走行には強いが、クルマが踏み固めた圧雪や凍ってしまった路面では慎重に(tkyszk@AdobeStock)
基本的には轍を利用して走る。轍に逆らうとクルマが不安定になり、スリップやスピンの要因となる
降雪時は路面状況よりも視界の確保を意識して。ウインドウの曇りや窓に残った雪を放置するのは危険だ(mario beauregard@AdobeStock)
ルーフに積もった雪には特に注意。フロント側に落雪すると視界を遮るし、後ろに落ちると後続車に危険をおよぼすことがある(Chris Gloster@AdobeStock)