マツダは2015年の東京モーターショーで公開されたRX-VISIONの公開から約7年、新型ロータリースポーツカー、RX-9の姿がいよいよ見えてきた。
2020年頃からマツダは新型スポーツカーに関する特許を立て続けに出願、直近の2022年1月17日にもロータリーハイブリッドに関する情報を公開した。
そして、今年のオートサロンで公開されたトヨタGR GT3コンセプトは、ロングノーズ&ショートデッキかつ低くワイドなその姿は、RX-VISION GT3コンセプトとウリふたつ。
かねてからベストカーが予想してきた、EV専用モデルのレクサスエレクトリファイドスポーツと合わせて、トヨタとマツダが共同開発している可能性が高まった。
はたしてマツダのロータリースポーツ、新型RX-9はどんなモデルになるのだろうか、今わかっている情報をすべてお伝えしていこう。
文/ベストカーweb編集部
写真/マツダ、トヨタ、ベストカーweb編集部
■東京オートサロンで公開されたトヨタのGR GT3コンセプト
2022年1月14日、東京オートサロンで公開されたGR GT3コンセプトは、ロングノーズ&ショートデッキの美しいスタイルで登場した。
その姿からおや? と思ったクルマ好きも多いはずだ。そう、マツダが2015年の東京モーターショーで公開したRX-VISION、そして2020年にRX-VISIONをベースにしたeスポーツのFIAグランツーリスモチャンピオンシップマシン向けのRX-VISION GT3コンセプトと非常に似ているのだ。
RX-VISION GT3コンセプトとGR GT3コンセプトを見比べて見ると、ロングノーズやルーフライン、さらにフロントフェンダーにあるダクトの位置まで同じ。
ちなみに公表されているボディサイズは、RX-VISIONが全長4389×全幅1925×全高1160mm、ホイールベース2700mm、RX-VISION GT3コンセプトが全長4590×全幅2075×全高1120mm、ホイールベース2700mm。
一方、今回発表されたGR GT3コンセプトは全長4590×全幅2040×全高1140mm、ホイールベース2725mm。RX-VISION GT3コンセプトとGR GT3コンセプトと比較してみると、4590mmの全長は同一、RX-VISION GT3のほうが、全幅が35mmワイド、全高が20mm高く、ホイールベースが25mm短い。それぞれ数十mmの差だからほぼ同サイズといっていいだろう。
かねてからベストカーでは、トヨタとマツダが直6+FRのスポーツセダンを共同開発しているとお伝えしてきたが、新型RX-9についても、トヨタとマツダの協業により誕生する可能性が高まった。
コメント
コメントの使い方ロータリー大好きおっさんです
RXvisionは凍結になったのでは…
もちろん発売してくれたら買います