オートバックスセブンロゴの入った「エレモ」。オートバックスはHWエレクトロ社の小型EVトラック「エレモ」の保守や修理を主要店舗で請け負うことを検討中。ほかにもブリヂストンと米フィスカーの提携など、新興EV企業の懸案である販売やアフターサービスの問題を他企業で引き受けるという流れが広がりつつある。新興EV企業の販路探しは意外な提携を生む?
株式会社パワーエックスは洋上風力発電で発生させた電気を蓄えたコンテナ型蓄電池を船で運搬しようという計画を立てている。海底に電線を通すよりもコスト削減になるほか、災害などで電力供給が途絶えた地域の沿岸に出向き、非常用電源として稼働させることも可能になる。愛媛の今治造船と提携して2025年までに初号船「パワーアーク100」を竣工させる予定だ
電気運搬船に積まれるコンテナ型蓄電池。パワーアーク100はこれを100個積み、2万2000世帯が1日で使うだけの電気を運ぶ。海外の太陽光発電で作った電力を輸入するなど、クリーン電力の供給にも期待できそうだ
通信関連の特許を多く持つアメリカの企業が、自社の権利を侵害しているとしてトヨタやホンダ、GMを訴えた。コネクテッドカーの普及で通信業界と自動車業界が手を組むことも増えたが、両者は商習慣が異なり、これまでも様々な軋轢を生んでいる。2030年にグローバルで350万台のEVを販売すると公言したトヨタ。通信技術とのいざこざが思わぬ事態を招かないとよいが……
自動運転をけん引してきたイスラエルのモービルアイがついに上場。上場すると5兆円の価値があるという。写真はモービルアイの運転支援用半導体「EyeQ4」。日産プロパイロットなど、この力を借りた技術は数多い