前期型の“タレ目”から“ツリ目”へとリデザインされた日産 S14型シルビア後期型(1996年)。この変更も販売台数回復にはつながらなかった
1999年にリリースされたシリーズ7代目の日産 S15型シルビア。5ナンバーサイズに戻り、フォルムもS13型に近づいている。このS15型がシルビアシリーズ最後のモデルとなった
6代目T200型トヨタ セリカ。4灯式の丸型ヘッドライトが外観上のアクセントにもなっていて、現在でも人気が高い。ラリー仕様は世界ラリー選手権にも投入された
セリカと言えばこの初代“ダルマセリカ”を思い出すベテラン読者も多いはず。セリカはモデルチェンジごとに大きくデザインを変更するクルマのひとつだった
1987年に販売が開始された2代目ホンダ CR-X。スタイルは前モデルを踏襲し、後方視界も改善されている。当時の流行を反映した「サイバー・スポーツ」のキャッチコピーも印象を残した
CR-Xの名称はデルソルで途絶えてしまったが、FFライトウェイトスポーツというコンセプトは2010年登場のCR-Z(写真)で復活。ボディデザインも2代目までのCR-Xを彷彿とさせる
4代目トヨタ クラウンは、正面から見るとどこか愛嬌のある顔つきをしている
1965年から販売された3代目トヨタ クラウン。2代目まではトヨペット・クラウンと呼ばれていたが、この3代目から名称がクラウンのみとなった
4代目の反省を活かして開発された5代目クラウン(1974年)。デザインとしてはひとつの完成形であり、ここからしばらくはこのスタイルが継承されていくことになる
トヨタの新たなラインナップとして1981年に誕生した初代ソアラ。同時期のライバルに日産 レパードが存在したが、販売台数では圧倒している
2001年登場の4代目ではまたしてもイメージを大きく変化させたトヨタ ソアラ。ソアラとしては最後のモデルで、国内でもレクサス SCに一本化された
2020年販売モデルで顔つきが変わったシボレー カマロ。以前のカマロに近づいてはいるものの、まだまだ“コレジャナイ”感を覚える人も多いという