E01はクラッチがない上に、最大トルクを瞬時に発生できるモーターの特性上、ダイレクトに加速できる
わずか1950rpmで最大トルクを発生。3500rpm以上ではフラットに最高出力を発生し続ける。トルクバンドが狭く、ミッションが必要な内燃機関とは特性が大きく異なる
メーター上部のインジケーターが緑になれば発進可能。メーターは縦型配置で、視線移動が少ないデザイン。バッテリー残量は大きく表示され、10段階式のバータイプとしている
前後サスは新設計。FフォークはNMAXのΦ30mmから33mmに大径化し、前後重量バランス50:50にもだわった。前後アクスルシャフトはカバーで隠し、「油臭さを消したかった」という
電動バイクはシート下スペースがバッテリーで塞がっている場合が多いが、E01では容量23Lを確保。フルフェイスが1固収納できる
車体サイズは125ccクラスのスクーターとほぼ変わらない。コンパクトすぎず自然なライディングポジションだ
身長171cm&体重56kgのライダーで両足がかかとまでしっかり接地する。低重心設計のため、フラつきにくいのもマル
E01の開発陣。中央で車両に手を掛けているのが、プロジェクトリーダー(PL)の丸尾卓也氏だ