【レクサスLCコンバーチブル】その価格1477万円!! V8の5Lエンジンのみが設定され、優雅なオープンエアな走りが約束される国産最上級スポーツカーだ
【ベースはLC500/LC500h】クーペにはハイブリッドモデル500hも存在するが、コンバチにはない。オープンカーに清音濁音入り混じるハイブリッドは似つかわしくないとの判断だろう
【どこか違う……】今一番買いやすい? 「レクサスSC」。実はレクサスバッチをつける前にトヨタ「ソアラ」を名乗っていた。初代と2代目は日本のバブル景気に乗り売れに売れたが、3代目で失速、4代目は志半ばでレクサス車となった
【SC430リアから眺める】そもそも電動ルーフ搭載前提でデザインされているため、リアから見ても流麗なデザインに変わりはない
【豪華なインテリア】本革シートに本木目多用のインパネ。どこをとっても抜かりのない高級車だったことがわかる
【4人で爽快感を味わえた】クローズド状態での4人乗りは厳しいが、オープンにすれば(短時間ながら)4人でオープンエアな爽快感を味わえた。これぞ贅沢の極み
【レクサスのオープンカー第2弾】2007年にISをベースにしたISCが発売された。ベースのISは4ドアセダンだが、IS Cは2ドアモデルとなった。当初はV6 2.5Lエンジン仕様のみだったが、のちにV6 3.5Lモデルも追加された
【ISCをリアから眺めてみる】4ドア(後述)に比べるとショートキャビン化されていると共にルーフ格納のためにトランクリッドが大きくふくらんでいるように見える
【オープンにすればやはり爽快!!】IS Cもオープンにしてこそその本領を発揮といったところか。専用ボディであったSC430に比べるとやや大人しめかもしれないが、4人で爽快感味わえる魅力に何の変りもない
【クローズドルーフをもつ強み】急な雨でも即対応可能。しかも金属製ルーフのため、幌に比べれば静粛性や耐久性にも秀でる。日本で乗るにはうってつけのモデルかもしれない
【ベース車はIS250】日本では初代ISとなるが、グローバルでみれば2代目である。2代目ではオープンモデル、現行型である3代目ではクーペ「RC」を派生車として持つ、フレキシブルな展開が魅力のモデルだ
【ベース車もリアから眺める】ベース車だけに腰高感もなく、スポーティな外観。やはり収まりがいい
【シルビア・ヴァリエッタ】S15シルビアのオープンモデルとなるヴァリエッタ。ノンターボのSR20DEエンジン搭載モデルのみがラインナップされた
【ヴァリエッタをリアから眺める】フロントから見ると判別しづらいが、リアから見るとやはりヴァリエッタ専用デザインのトランクリッドのふくらみが目立つ。しかしシルビア全体の雰囲気は保っていた
【オープン時の後ろ姿は最高!!】シルビア・ヴァリエッタもやはりオープンにするとサマになる。凝ったギミックながら電動化されており、緊急時のルーフ開閉も30秒ほどでできた
【ベース車はS15】写真はターボモデルのK's。コンパクトなFRスポーツとして、いつでもどこでも走ります的などう猛さを持っている
【ベース車もリアから眺める】やはりクーペらしい伸びやかさではベースのクーペが勝る。しかし走りが強調されるあまり、巨大化しそそり立つリアスポイラーは、クーペ本来の流麗さをまさにスポイルするものだった
【番外編】ここからは4人乗りオープンカーの名車をいくつか紹介する。まずはVWビートルカブリオレ。オープン状態でリアから聞こえるフラット4の軽快なエンジン音はパワーこどないがドライブ中最高のBGMだった
【シティ カブリオレ】ホンダのトールボーイ初代シティに追加された「カブリオレ」モデル。下回りはターボIIルックだったがノンターボのみの設定だった。今見てもそのデザインは新鮮だ
【リアから眺める】幌まで含めてデザイン性が非常に高い。それもそのはずで、幌部分のデザインはピニンファリーナのデザインオフィスが担当したもの。このクルマの生産は昨年閉鎖された(株)パジェロ製造(元東洋工機)が担当した
【ベースはこのクルマ??】あくまで下回りのデザインのみだが。当時爆発的な人気を誇ったシティターボII「ブルドック」ハイパワーFF特有のトルクステア出まくりの走りはともかく、そのデザインのよさは秀逸だった
【ファミリア・ファミリーにも】シティにはなかったターボモデルも設定されたのがマツダ ファミリアカブリオレ。マツダはこのほかにも2代目RX-7にもオープンモデルを設定。そのノウハウがロードスターにも活かされている
【日産と言えば……】ヴァリエッタ登場の8年前。日産のパイクカー第3弾「フィガロ」も大人気となった。この車も4シーターのルーフ解放という意味では今回の名車に入るのではないか?
【フィガロとヴァリエッタ】この2車には日産車として以外にも縁がある。ともにオープンカーへの改装や企画を手掛けた髙田工業製ということだ(日産及びオーテックからの委託)。少量生産でもビジネスになるノウハウを各車体メーカーが持っているのだ
【三菱にもありました】エクリプスに設定されたスパイダー。写真は2代目で北米仕様車を日本法規に適合させたのみのクルマだった為、日本車ながら左ハンドル車だった
【究極の4シーターオープン?】あえて取り上げます。トリは三菱ジープ。爽快さよりワイルドさなのでここにふさわしいかは別だが。これからの季節海辺でマリンスポーツの道具積みつつ走っている姿はカッコいい! 永久不滅の名車だ