2011年に登場したレクサス CT。10年以上販売されていたレクサスのエントリーグレードが2022年10月にとうとう生産を終える
最近はSUVの人気が高い一方、セダンやワゴンなどは売れ行きを大きく下げている。人気のないカテゴリーではどのメーカーでも生産終了する車種が増えている。CTもその中のひとつだ
レクサス CT
レクサス CT インパネ
レクサス CT 室内
2011年に登場したレクサス CTは、翌年には月平均1000台前後を登録するなど、レクサスブランドの主力を担った
CTの発売当時、レクサスブランドはヨーロッパのライバルブランドに比べて個性の弱さが指摘されていた。レクサスは次第に走り、デザイン面ともにスポーツ指向を強めた。その先駆けがCTだった
数回の改良によりレクサス CTは走行性能を洗練させていった。基本設計はさすがに古くなったが、衝突被害軽減ブレーキやパーキングサポートブレーキなどの安全装備は追加装備されている
モデル終了直前にあえて買い得グレードをあげるとすれば200hバージョンCだろうか
世の中のクルマ全てがSUVになってしまっては面白くない。現行型で廃止するのは惜しいクルマといえるだろう