補給衛星テンジンは化学燃料によるスラスタを搭載しているが、姿勢制御などは燃料が必要ないモーメント・ジャイロを使用する
補給衛星テンジンが搭載する給油ユニット「RAFTI」。その直径はわずか72mmしかない。同ユニットを搭載した相手衛星とはこれを介してドッキングし、給油する
給油ユニット「RAFTI」の拡大図。ドッキングしやすく、確実に結合し、安全に給油できる革新的なユニットだ
補給衛星「テンジン」などの小型衛星は、主要な人工衛星を打ち上げる際、ロケットに相乗り(シェア・ライド)して搭載される。相乗りする機体は複数あるため、この「シェルパLET」のようなシェア・ライド・ユニットに搭載され、ロケットからリリースされる。この写真を見ると、複数の小型衛星が放射状に搭載されていることがわかる
MEV-2の開発時の様子。ロケット頭頂部に搭載する直前の最終チェックと思われる
2021年4月12日、ドッキング直前の通信衛星インテルサットIS-10-02をMEV-2から撮影した画像。このあとすぐ2機は結合に成功した。後ろに見えるのは地球
2024年に打ち上げ予定の「MRV」(左側)には、ロボットアームが搭載されていて、旧式の衛星の捕捉や、軌道上でのメンテナンス修理などが可能
図の左がロボットアームを持つ延命衛星「MEP」。右が電気推進システムを搭載した「MEP」