初代エスティマはそれまでの商用バンとは一線を画す流線形のデザイン、優れた機能性や走行性能によってミニバンというジャンルを広く知らしめ、普及拡大に大きく貢献
1994年に発売されたオデッセイは、セダン感覚の卓越した走行性能で一躍ヒットモデルに。その後、ミニバンブームに乗り、ホンダは多彩なラインナップを揃えて幅広いユーザーのニーズに対応した
「エディックス」の車名は、ひとりから6人まで楽しさを思い思いに編集(edit)することができる6(six)人乗りミニバンという意味を持つ
フロント中央席は最前端の位置を運転席と助手席の最後端位置より10mm後ろに設定。そこから後方へ270mmのスライドを可能にすることでV字シートレイアウトを実現
全長4285mmのショートスタンスならではの強いウェッジシェイプが特徴。大きく前傾したクラウチングスタイルと疾走するアスリートの筋肉を思わせる有機的な面構成で躍動感を表現している
ワイドスタンスの安定感を強調しながら、斜めに切り落としたような造形のルーフエンドや大きな曲率のリアガラスによってリアビューはミニバンらしくない斬新さを表現
インパネ中央から左右へ広がりをもたせるように加飾パネルを配置。さらにシボの風合いと触感にこだわるなど、細部にいたるまで丁寧な仕上げが施されている
フロント中央席には前倒し機構や背面にトレイを設けることによって座るだけでなく便利に使える。使い勝手のよさはホンダ製ミニバンらしい特徴でエディックスの魅力となる
エディックスの3席×2列は、乗車人数や互いの関係によって思い思いにポジションを変えることで風景や話題を共有し、前後席の一体感も生み出せる新しいコミュニケーション空間を創造