2代目ホンダ アコード。登場は1981年で、メーカー純正オプションとして世界初のカーナビゲーションシステム「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」を搭載
ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータの画面。フィルムに印刷された地図にブラウン管の光を透過させて現在の位置を表示する
ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータでは、ブラウン管の後部に画面とは別の地図フィルムがセットされ、移動の際にはドライバーが地図の入れ替えを行う
ホンダ アコードの兄弟車だったビガー。1981年発売の初代モデルにナビゲーションシステムのホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ搭載車が用意されていた
いすゞ製5速自動変速システムのNAVi5。使用中のギアはデジタルで表示。手動でのギアチェンジも可能だった
初代いすゞ アスカ。登場は1983年だが、NAVi5搭載モデルが追加されたのは1984年から
2代目いすゞ ジェミニでも1986年にNAVi5搭載モデルがラインナップされた
スバル アルシオーネSVX。サイドウィンドウのピラーはきわめて細く、ほとんどがガラスで構成される
アルシオーネSVXのサイドウィンドウは下部のみが開閉可能という特殊な構造
スバル アルシオーネ(1985年)。スポーティな4WDモデルで、ウェッジシェイプが特徴だったが、販売成績は伸びずに後継のSVXではスタイルが全面的に見直された
トヨタ セラ。キャッチコピーは「全天候型オープン」で、そのコピーどおりルーフのほとんどがガラス製という大胆なデザインを採用。真夏は室内の温度上昇がキツかったとも
トヨタ セラのドアは上方に開くバタフライウイング型。狭いスペースでも乗降車が可能という、見た目に反して機能面でも優れていた。ただし開閉にはコツが必要だった
ホンダ プレリュード(3代目)には機械式の4WSシステムを装備。縦列駐車や狭い路地を走る際に威力を発揮した
先代のイメージを継承しつつ、さらにデザインが洗練された3代目ホンダ プレリュード。バブル景気最盛期にはデートカーとしても人気を集め、販売台数を伸ばしている
ホンダ プレリュードに装備された4WSのリアステアリング作動原理図
プレリュード(1988年モデル)のリアステアリングギアボックスカット図