■本文で載せきれなかったモデルや内装、エンジンの写真もギャラリーでチェック!
ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4ロードスター(2012年11月本国発表、2012年12月14日日本発表/価格:4660万3200円〈日本〉)…6.3L V12 740ps/70.4kgm、0→100km/h=3.1秒、最高速度=340km/h
インテリアはサッビア・ネフェルテムと呼ばれる新しいレザー素材を採用。またピラー上部には転覆時に飛び出す乗員保護システム、リアウインドウにはクーペにはない開閉機構が加えられている
700ps/70.4kgmの6.5L V12はクーペと共通。0→100km/h加速はクーペよりも0.1秒劣る3.0秒だが350km/hの最高速度は同じ。だがFRのフェラーリF12に比べ40ps低いのが気になる
スパイナルコラム(脊髄)と呼ばれる梁と2対の六角形ウインドウが特徴。カーボンファイバー製のルーフは左右2分割して手動で取り外しフロントコンパーメントに収納(ルーフ1枚6㎏未満)
フェラーリ F12ベルリネッタ(2012年3月本国発表、2012年7月日本発表/価格:3590万円)6.5L V12 700ps/70.4kgm、0→100km/h=3.0秒、最高速度=350km/h
先代の599より70㎏軽量化されたボディ(1525kg)に599よりも120ps向上した740psの6.3L V12エンジンを搭載する、現在フェラーリ史上最もパワフルなF12ベルリネッタ。デザインはピニンファリーナとフェラーリスタイリングセンターとの合作。ボディシェルはアルミ製でシャシーもアルミ製の角パイプフレームを主体とするスペースフレーム
マクラーレン MP4-12Cスパイダー(2012年7月本国発表、2012年10月日本発表/価格:3000万円)…3.8L V8ツインターボ 625ps/61.2kgm、0→100km/h=3.1秒、最高速度=329km/h
リトラクタブルハードトップ式ルーフを採用。開閉時間は約17秒、30km/h以下で操作可能。ルーフを除く基本的なメカニズムはクーペと共通で、キャビン後方に3.8L V8ツインターボエンジンを搭載。オープン化にあたり、乗員を保護するパッシブ・ロール・オーバー・ プロテクション・システムを搭載したほか、エキゾーストシステムの音色やエアコン、オーディオの最適化などの変更を受けている
マクラーレン P1(2013年3月ジュネーブショー発表/予想価格:80万ポンド〈1億1600万円〉以上)…3.8L V8ツインターボ+KERS 811ps、0→96km/h=3.0秒以下、最高速度=385km/h
昨年9月のパリサロンでコンセプトモデルが公開され、今年3月のジュネーブショーでデビューするP1。エンジンは3.8L V8ツインターボにKERS(運動エネルギー回生システム)を組み合わせる。予想価格は1億1600万円以上!ライバルはズバリ、フェラーリF150。基本シャシーはMP4-12Cと同じカーボンファイバー製だがフロント&リアのクラッシャブルゾーンはアルミニウム素材とチタン合金を採用
ポルシェ 918スパイダー(2013年9月生産開始〈予約受注開始済み〉/価格:68万4800ユーロ〈約8600万円〉)…4.6L V8+2モーター、770ps/79.6kgm、0→96km/h=3.0秒、最高速度=325km/h。500ps以上を発生するV8エンジンのパワーを後輪へ、合計218ps以上となる2つのモーターからの出力は前後輪へ伝える、独特な4WDシステムを採用している
昨年9月、ポルシェ918スパイダープロトタイプがニュルブルクリンク北コースで7分14秒を記録。ちなみにLFAニュルブルクリンクパッケージが7分14秒64、GT-Rは7分18秒6(昨年11月)。パワーユニットはV8エンジン+2つのモーターのパラレル式フルハイブリッド。トランスミッションには2ペダルMTの7速PDK
クライスラー SRTバイパー(2012年11月本国発売/価格:9万7395ドル~〈約912万円~〉)…8.4L V10 640ps/83.0kgm、0→96km/h=3.0秒以下。標準モデルと上級モデルのGTSをラインアップ。パワーユニットは先代比で40ps/5.5kgm向上した640ps/83.0kgmの8.4L V10を搭載。自然吸気エンジンとして世界最強のトルクを誇る
シボレー コルベットスティングレイ(2013年1月本国発表/予想価格:ベース価格約5万ドル~〈約467万円~〉)…6.2L V8 450ps/62.2kgm、0→96km/h=4.0秒。フロントに新開発の450psを発生する6.2L V8を搭載。低負荷時には4気筒に切り替わる気筒休止システムを採用。新型アルミ製フレーム、カーボンファイバー製エンジンフード等により50対50の重量配分を実現
フェラーリ F150(2013年3月ジュネーブショー発表/予想価格:約1億円)…6.3L V12+HY-KERS 900ps以上/0→100km/h=3.0秒以下/最高速度=370km/h以上。写真はティーザーで公表されたデザイン。エンツォ後継車、開発コード「F150」は今年3月のジュネーブショーでデビュー。パワートレーンはF12ベルリネッタ用の6.3L V12に→
→フェラーリのハイブリッドシステム「HY-KERS」の最新版を組み合わせる。HY-KERSは2モーター方式で、ミドシップにV型12気筒エンジンをレイアウトし、デュアルクラッチ・トランスミッションと1個目のモーターを一体設計。さらに 2個目のモーターは、エンジンの前方にレイアウト。減速時には発生した電力をバッテリーに蓄える仕組み(写真は覆面テスト車)