トヨタの高級セダンの代名詞ともいえるクラウンは、オフィシャル的には「サルーン」ではなく「ニューフォーマル“セダン”」という位置付け。さらに現行モデルでは「ハッチバック」や「SUV」スタイルのモデルも用意されるなど、ややこしさにさらに拍車がかかっている
低く流麗なフォルムが魅力の「クーペ」モデル。かつては2ドアボディのクルマを指す言葉であったが、ここ最近では4ドアの一部モデルにも「クーペ」の名が用いられるようになってきている
日本を代表するオープンカーのひとつマツダ・ロードスターは、ボディスタイルがそのまま車名となっている、まさに“名は体を表す”モデル。写真のROADSTER S Leather Package V Selectionは、このモデルだけのベージュの幌を装備した「ソフトトップ」モデルだ
マツダとの共同開発で生まれたアバルト・124スパイダー。現行のND型ロードスターをベースとしながら、イタリアのメーカーであるアバルトのモデルであることから、「ロードスター」ではなく「スパイダー」を名が冠せられている
S15型シルビアベースに国産では初となるフルオープンタイプの電動メタルルーフを採用した、「コンバーチブル」スタイルのオープンカーがシルビアヴァリエッタだ。日産のカスタマイズ車両を手がけるオーテックジャパンが制作し、合計で1120台が市場に投入された
当時大人気となった、ホンダ・シティのオープンモデルとして、1984年に登場したのがシティ・カブリオレ。ちなみに「カブリオレ」とは、フランス語で「一頭立ての二輪馬車」を意味する
1987年、量産車としては世界で初めて電子式のCVTを搭載したスバル・ジャスティ。その特徴でもある優れた燃費性能を発揮したものの、当時最先端のCVTモデルはまだまだ高価であったことから、売れ行きはあまり芳しくなかった
国産車では数少ない、ATMのトランスミッションを搭載するグレードも用意されていたトヨタ・MR-S。クラッチ操作の必要がなく、シフトパネルの「S(シーケンシャル)」のポジションでシフトレバーを前後に動かすだけで、シフトチェンジが可能だった
スーパーカーの代名詞として、クルマ好きなら誰もが知るランボルギーニ。そのなかでもアヴェンタドールは、パワーがもっともの高いクルマとして知られる一台。その最高出力は、実に750ps/8400rpmと圧倒的