■新型スイフトスポーツはマイルドハイブリッド? MTがなくなる?
今回のジャパンモビリティショーには、新型スイフトが発表されるが、スイフトスポーツは未発表。そこで新型スイフトスポーツはどうなるかについても迫ってみたい。
最も気になるのは新型スイフトスポーツのパワートレインはどうなるかということだろう。エクステリアについては新型スイフトをベースにベストカーが制作した予想CGイラストを見ていただきたい。
現在掴んでいる情報では、新型スイフトスポーツには1.4L直4DOHCターボのマイルドハイブリッドが搭載される可能性が高い。
ちなみに現行スイフトスポーツは、K14C型ターボの日本仕様に対し、欧州仕様では改良型のK14D型+モーター=48Vマイルドハイブリッドが販売されている。
48Vマイルドハイブリッドはどういうものなのか? 一般的にマイルドハイブリッドは、エンジンのオルタネーター(発電機)の代わりにISG(スターター機能付きの小型M/G)を搭載しており、駆動電圧は日本車では12V(3~4kW)、欧州車では48V(10~15kW)を採用しているケースが多い。
48Vマイルドハイブリッドはエンジン出力のアシストだけでなく、30~40km/h程度のモーター走行が可能で、燃費向上とコストによる効果はストロングハイブリッドと12Vのちょうど中間的なイメージというとわかりやすいかもしれない。
注目のマイルドハイブリッド仕様のスペックは? 現行モデルの欧州仕様のスイフトスポーツの最高出力129ps/5500rpm、最大トルク235Nm/2000~3000rpm、アシストするモーターが最高出力13ps(10kW)を発生するが、これを改良を加えたものになりそう。
これに対して、現行スイフトの日本仕様は最高出力140ps/5500rpm、最大トルク230Nm/2500~3500rpmと、性能比較では、マイルドハイブリッドのほうがスペック上では若干勝っている。
気になるのはモーターが搭載されることで重量増が心配だが、純ガソリン車が970㎏、48Vマイルドハイブリッド車が55㎏増。う~ん、これをどうみるか。
さて、10月2日に発表された一部改良では現行スイフトスポーツのMTがカタログ落ちしたが、新型スイフトスポーツにははたしてMTは用意されるのだろうか?
新型スイフトスポーツはMT非搭載かと心配になったが、1.4L、直4ターボ+マイルドハイブリッドを搭載している欧州仕様の現行スイフトスポーツにはしっかりMTをラインアップしているので、おそらく新型スイフトスポーツにもMTが用意される可能性が高い。というより絶対MTラインナップしてね!
新型スイフトスポーツの登場は新型スイフト発売の約1年後、早ければ2024年秋、遅くとも2024年12月頃になるだろう。
【画像ギャラリー】ハッとするデザインの新型スイフト本日発表! スイフトスポーツはついにマイルドハイブリッド搭載か!? (7枚)画像ギャラリー









コメント
コメントの使い方現行みたいに日本専用ボディとか作らずに、幅1730mm前後の国内外統一ボディでもいいのでは
それは難しいと思います。まず大前提として、スイフトは都市部から郊外までカバーできる完璧コンパクトで、つまり実用車です。だから、税金の安さや単純なコンパクトさで五ナンバーは必須です。スイスポが三ナンバーなのは走りのための拘りですし。スズキさんの問題ではなく国の問題に近いと思われます。ちなみに春音は実用車としての観点からMT存続も期待しています。
MTの免許を取った息子のためにちょうど良いかな、と思ってますが、MTの設定が無いなら魅力が無い車。
今時のスマホ見ながら運転する若者にはMT車がちょうど良い。
トヨタカローラはどうでしょうか。
トヨタは3ペダルをきちんと維持してくれていますからね。他は全部ダメ。