アルファードオーナー予備軍も必見!? 残クレを組んで得する人 損する人とは

■「残クレ(残価設定ローン)」を組んで得する・向いている人・乗り方とは?

アルファードオーナー予備軍も必見!? 残クレを組んで得する人 損する人の分岐点とは
残クレは他メーカーに流れないための「ユーザーの囲い込み施策」でもある。囲い込まれた以上、付き合いのあるディーラーやセールスと上手に付き合うのも手だ

 では、残クレを組んで得する・向いている人・乗り方とはどのような項目が挙げられるか。下記にまとめてみた。

●年間走行距離が少なめ
中古車を購入する際の条件として「走行距離が少なめ」を希望する人が多いはずだ。当然ながら手放す時もオドメーターの距離数が少ない方が有利であり、良質な中古車になるからと下取りをするディーラーが喜ぶことはいうまでもない

基本的にノーマル主義(ノーマル戻し含む)
メーカーごとに多少の違いはあれど、残クレを利用して購入したクルマの改造やドレスアップは基本的に御法度だ。あまり推奨するべきではないが、車両返却時にノーマルに戻すことが可能であれば黙認されるケースもある。重要なポイントなので事前に確認したい

●ボディーカラーにそれほどこだわりがない
車種を問わず、ホワイト(パール系を含む)やブラック(メタリック系を含む)を選んでおけばまず間違いなく無難な選択だ。迷ったり、特にこだわりがない場合はこの2色のどちらかを選ぶことをオススメしたい

●定期的に新しいクルマに乗り換えたい
新しいモノ好き、ライフスタイルの変化に応じたクルマ選びをしたい、飽きっぽい・・・などなど。定期的に新しいクルマに乗り替えたいというユーザー向けといえる

●メンテナンスは基本的にディーラーで
残クレを契約する際、ディーラーでオプション設定されているメンテナンスパッケージを契約すれば、自動的にディーラーでメンテナンスを行うこととなる。結果としてコンディション維持につながり、査定時に有利だ

●ぶつけたり傷つけることが少ない(はず)
あくまでも名義はディーラーやクレジット会社。ユーザーは使用者であり、クルマを借りている状態を意味する。そうなればキレイな状態のまま返却するのが基本。ぶつけたり傷つけることが少ないのであればいいが、そうでないとなると・・・

アルファードオーナー予備軍も必見!? 残クレを組んで得する人 損する人の分岐点とは
日本人の過半数がタバコを吸わない時代。喫煙車は敬遠されるだけでなく、査定にも影響する

タバコやペットの臭いも査定に影響があるようだ。

●タバコを吸わない
厚生労働省の調査によると、令和元年の時点での喫煙率は男性で27.1%、女性が7.6%だ(いずれも20歳〜70歳以上を含む)。つまり過半数の人がタバコを吸わない時代だ。禁煙車が好まれるのも無理はない

●ペットを車内に持ち込まない
タバコと同様に敬遠されるのがペットの臭いだ。愛犬などを連れてクルマで出かけるケースが想定される場合は要注意。シートや内張りなどに臭いがついて除去できなくなる

●他メーカーに乗り替える可能性が低い
好みのメーカーが決まっている、自宅から最寄り・・・などさまざまな想定されるが、他メーカーに乗り替えるつもりがない一途なオーナーにとって残クレは向いているといえそうだ。一般論として、他メーカーの乗り替えの場合、下取り金額にあまり期待が持てないからだ

●人気のモデルがほしい/買うつもり
残クレとリセールバリューは相関関係にある。人気車種であれば3年ないし5年後も残価率が高い。多少過走行であっても相殺される可能性もある。不人気車の場合・・・それだけリセールバリューが下がることを意味する

●自分名義にならなくても気にしない
繰り返しになるが、残クレはクルマを借りている状態。車検証の所有者の欄にはディーラーやクレジット会社などの名が記載されている。人に見せるわけではないので気にしなくていいと思えばそれまでだが・・・。ただし、完済後に名義変更(所有権解除)をすれば可能だ

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