ガソリン車の走りを好むならストロングハイブリッドか?
![ややこしい!! [ストロングとマイルドハイブリッド]、結局どっちがいいの!?](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2025/02/16122202/P90550872_highRes_the-all-new-bmw-1-se-600x328.jpg)
もういっぽうのストロングハイブリッドだが、マイルドハイブリッド同様にふたつの動力源を持つが、駆動用バッテリーに貯めた電気と高出力モーターを使って、エンジンが苦手な発進・低速時はモーター、急加速時はモーターとエンジンなどとふたつの動力源の使い分けが可能。
現在ではトヨタ・RAV4、ヤリス、ハリアー、ホンダ・フリード、スバル・クロストレック、日産・ノート、エクストレイルのほか、多くのモデルで採用されている。
マイルドハイブリッドに比べて高出力なモーターを搭載するが、例えばRAV4の2.5リッターダイナミックフォースエンジン搭載車では178ps、フロントモーター120ps、リアモーター54ps。システム出力(エンジンとモーターにより、動力性能として発揮できる出力)は222psであり、相当に高出力な点は魅力。
しかも、市街地や郊外、高速道路などの走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な試験法(WLTCモード)での燃料消費率は22.2km/lとかなりの低燃費。
しかし、多くのストロングハイブリッドモデルでは、ガソリンモデルと比較すると車両価格が数十万円高い。
さらに、万が一ハイブリッドシステムが故障した場合の部品交換代が高額になりそうな点、大容量バッテリーを搭載するため車内スペースが狭くなることもある、なども懸念事項としてはあるが……。
ちなみに一般社団法人 日本自動車販売協会連合会による、2024年12月の燃料別乗用車登録台数(軽自動車含まず)の構成比を見ると、ガソリン29.1%、HEV62%、PHEV2.3%、ディーゼル4.7%、BEV1.9%……となっている。
実はこんなにも世の中はハイブリッド車に移行しているのか? とガソリンエンジン好き筆者としては驚く限り。
ただ、もし自分がせっかくのハイブリッド車を購入する時が来るとしたら、「ガソリン車とあまり差がないと感じられそうな」マイルドハイブリッドではなく、ストロングハイブリッドに注目するだろうな……と思うのである。
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コメント
コメントの使い方軽自動車や価格上げたくない車種で、
hvを標榜するため安価なモーターを搭載したのが、マイルドなんちゃってハイブリッド
バッテリとモーターのパワーを主体に、電池不足をガソリンで補うのが本来のハイブリッド
そういう意味で、ストロングを標榜してる場合、
マイルドでは無いが、本格的なハイブリッドでも無いというニュアンスが込められているのかもしれない。
ストロングハイブリッド車の説明の中に有った、日産のノートとエクストレイルは急加速時もエンジンによる補助は一切無く、あくまでもエンジンは発電に徹するレンジエクステンダーと言う、ハイブリッド方式なのに、この書き方では誤解する人がいるだろう。それともこの執筆者は知らないのか?
先駆者が作ったHVというブランド、に乗ろうとしたのはスバルも同じですが、マイルドはHVの名の威を借る狐です。
目的がパフォーマンスの為・燃費の為何れにしても、HVは性能=効率が命。効率高くなければ無駄に重く・複雑にしてるだけ。
ICEとフィーリング近いからマイルドがお勧めなんて、目的を無視した頓珍漢を、平気で吐く動画や評論家が多い。
“効率低いなら純ICEの方が良い”んですよ。HVにする必要ない。