ラインナップは1.8Lターボが1グレード、ストロングハイブリッドが2グレード
新型フォレスターのラインナップは従来と同じ1.8L直噴ターボエンジンを搭載する「SPORT」、アウトドア色の強い「X-BREAK」、豪華&上質な「プレミアム」の3グレードに、アイサイトXを装備したEXグレードがそれぞれ加わる。
グレードによってエクステリアデザインは異なっている点にも注目したい。まず1.8Lターボの「SPORT」はツヤありのブラックグリルやブロンズのアクセント、ブロンズカラーの18インチホイールの外装。
アウトドア色を強調した「X-BREAK」は、エナジーグリーンのアクセントが入った艶消しブラックのフロントグリル、ダークメタリック塗装の18インチホイール、ラダータイプのルーフレールが特徴。
豪華&上質な「プレミアム」はダークグレーのフロントマスク、ダークグレー塗装&切削光輝19インチアルミホイールを装備。フォグランプカバー、サイドのクラッティング、マフラーカバー、DピラーにあるSYMMETRICALAWDのカラーも3グレードそれぞれ異なるこだわりぶりだ。
【画像ギャラリー】史上最高の燃費とまったく新しいデザインが大ヒットの予感しかない新型フォレスター!!!(57枚)画像ギャラリー注目のパワートレーンは2.5Lストロングハイブリッドと1.8Lターボ
先代フォレスターに搭載されていたのは2Lのマイルドハイブリッド(エンジンは145ps/19.2kgm+モーター13.6ps/6.6kgm)と1.8L直噴ターボDIT(177ps/30.6kgm)。
新型フォレスターには、トヨタTHSIIをスバルの水平対向4気筒2.5Lを組み合わせた、シリーズパラレル方式の2モーターのストロングハイブリッドシステムを搭載。すでにクロストレックに搭載されているものと同じで、呼称はS:HEVだ。
基本的なシステムはRAV4などに採用されているTHSIIながら、水平対向エンジンのため縦置きに組み直し、制御はスバルが独自開発したもの。新型フォレスターに搭載されるパワートレーンのパワー&トルクは、エンジンが160ps/21.3kgm、モーターが119.6ps/27.5kgmと、マイルドハイブリッドとは動力性能は比べものにならない。
ボディサイズがほぼ同じだからプラットフォームは同じか思いきやちゃんと進化させてきた。マニアックで恐縮だが、フォレスター初採用となるSGP(スバルグローバルプラットフォーム)+リア回りのプラットフォームと上屋の骨格結合を強化したフルインナーフレーム構造、構造用接着剤を8mから27mに適用拡大、シート直付け&スポットタイプナットによるシート取り付け部剛性向上、スポットタイプナットによるサス取り付け部剛性向上、高減衰マスチック採用によるルーフ振動抑制などによって、新型フォレスターの車体剛性は先代に比べ6%向上しているという。
また、振動騒音についてもインシュレーターや吸音材、フロアマット素材最適化などにより、加速時の車内音、走行時の静粛性を全面的に刷新し、快適なドライブ空間を実現しているという。
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コメント
コメントの使い方パワートルク的にも燃費や静粛性などの変化でも、M-HVと違い、差額を認められるだけのちゃんとした上位互換となっているのが大きいですね。
ちょっと気掛かりだった無個性すぎかもしれない見た目も、紹介車両のようにOPで追加していれば、問題ないどころか特徴的にすらなってます。
上位グレード&全体的な外装OPで買うか、シンプルで買うけど後からホイール交換や社外パーツ・部分ラッピング等で個性出すかが主流かな。