■非常時には遠隔地からリモート操縦もできる
下がGMクルーズの公開した車内のイメージだ。ずいぶん整然としているが、やはりステアリングのない風景は相当衝撃的だ。

とはいえ、このクルマが完全に自律走行するわけではない。車両の状況は遠隔監視されており、非常時にはネットワークを介して、離れた場所から人間が操縦することが可能だ。
この遠隔操縦も自動運転では重要な領域で、特にバスやタクシー、トラックといった商用車は、将来この仕組みを作って自動化が進むとみられている。
GMクルーズは、ステアリングのない車両の公道実験を、現在アメリカ運輸省のNHTSA(国家道路交通安全局)に申請を行っているもようで、政府側も認可に前向きだという。早ければ今年中にも、公道実験が始まる予定だ。
自動運転業界ひさびさの革新に期待したい。
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