軽自動車の基本性能の向上に大きな影響を与えた
また、ミライースとアルトエコの躍進は、軽自動車の原点回帰も促した。
ホンダもハイトワゴンより背の低いN-ONEを投入。燃費向上にも力を注いだが、かなわないと見て途中からはカタログ数値の燃費ではなく実用性能を向上させることに力を入れるようになった。
ダイハツとスズキの燃費への強いこだわりが、ハンドリングやブレーキング性能に大きな影響を与えていることは明白だ。
転がり抵抗を追求したタイヤは、雨の日にスリリングだった。そこで第2世代からは、燃費だけでなくハンドリングや危険回避性能など、クルマに必要な基本性能を高めることにも目を向けている。
燃費テクノロジーを積極的に採用してベーシックミニは新しい魅力を手に入れた。
その第2世代は自慢の低燃費と低価格に加え、軽やかなハンドリングと安全など、プラスアルファの魅力も取り込んでいる。
ダイエットして軽量化しているが、安心感のある走りを披露し、ロングドライブもそつなくこなす。初代ミライースとアルトエコが果たした役割はとても大きい。
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