コロナ禍で注目度アップ クルマのオンライン販売は今後の主流となるのか?


オンラインは主役にはならなくても必要不可欠な存在

 つまりオンライン販売が主流になることはないが、少なくとも入口だけはインターネット上にも設けておく必要がある。

 購入作業の最初がインターネット検索になるユーザーも多く、この段階で作業をある程度進められないと、購入候補に入れてもらえないからだ。

三菱i-MiEVとミニキャブMiEVは『ジャパネットたかた』のテレビショッピングに登場。ただし、希望者はディーラーからの連絡を待って商談

 また現時点で利用者が少なくても、今後は増えるかも知れない。その時に慌てても遅いため、今からオンラインストアを用意している。

 前述のとおりコロナ禍で他人との接触を避けたいユーザーから注目される可能性もある。こういった潜在的なニーズも考慮して、オンラインストアを設けた。

メルセデスベンツは全額決済もできる

 欧州車では、メルセデスベンツも2017年にオンラインストアを立ち上げた。メルセデスベンツの場合は、クレジットカードを使ってオンラインによる全額決済、契約締結も行える。

 それでも高価格車だから、クレジットカードの利用限度額を予め大幅に増やしておく必要があるだろう。

メルセデスベンツは完全にネット決済できるオンラインストアを展開中。最新のGLBも対象となっているが、対象車種は全16モデルと少ない(2020年8月時点)

 メルセデスベンツのオンラインは面接しないことにこだわるため、車庫証明(自動車保管場所証明)の申請手続きも自分で行う。

 それまで使ってきた車両は、オンライン契約では購入商談と絡めてメルセデスベンツの販売会社に下取りさせることができない。自分で別途売却する。

 メルセデスベンツのオンラインストアは、販売会社にとって高効率だが、ユーザーとしては法定外諸費用を節約できる代わりに手間を要する。

 仮に車庫証明を取得するために所轄警察署に出向けば、時間を取られて、なおかつ感染リスクが高まる心配まで生じるかも知れない。

テスラはクルマ界の常識をいろいろ覆しているが、オンラインで全モデルが購入できる。別料金を払えば、自宅にも届けてくれる

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