■日産キックスの供給がさらに先送りになる
日産の新型コンパクトSUV「キックス」は6月の発表から2カ月半以上が経過し、受注台数は1万台を超えて好調なのですが、登録がスムーズにできずに納期遅れが発生しています。コロナ禍によって生産工場での組み立てや船による輸送が予定どおり進んでいないのが要因です。
9月上旬現在の成約分の納期は来年の年明け1~2月で、最長5カ月待ちとなっています。日産販売店は「こうした状況が年末まで続くと、販売店の収益にかなりの影響が出る可能性がある」と、頭を抱えています。
あまり納車が遅れるとキャンセルされて、トヨタのヤリスクロスやホンダのヴェゼルなど、ほかのライバル車への乗り替えが発生するケースもあります。
コメント
コメントの使い方