■軽自動車モデルのオススメ3ベスト
軽自動車の価格が高騰しているといっても、200万円オーバーの価格を付けているのはオープンカーのS660と主力のスーパーハイトワゴンの一部グレードのみ。ほとんどのクルマが200万円以下で購入可能だ。
そういった状況を踏まえて3年落ち、200万円以下で購入できるお薦めの中古軽自動車を3車種選んだ。
まずは、連続販売台数ナンバー1を維持しているホンダN-BOX。ホンダセンシングを搭載した現行モデルもすでに中古車の流通台数は5000台以上。最低価格は54万円まで下がっている。
続いても2017年に登場した軽スーパーハイトワゴンのスペーシア。こちらも流通台数は4733台と豊富。3年落ちの中古車の価格は80万円から。
そして最後は2016年に登場したムーヴキャンバス。女性をターゲットとした新感覚スーパーハイトワゴンだ。中古車の流通台数は2284台と少なめだが、最低価格は55万円からと割安感は高い。
この3車種のなかでベストバイに選んだのは、王道のN-BOX。買いやすさや、室内や走りの質感の高さを高く評価した。
■スポーツモデルのオススメベスト3
最後はスポーツカー。3年落ち200万円以下の中古車としてピックアップしたのは、トヨタ86、ホンダS660、マツダロードスターだ。この3モデルは流通台数も200台以上あり、200万円以下の手頃な中古車も豊富だからだ。
そのなかでもベストバイはロードスターとした。同じオープンカーのS660と悩んだが、S660はラゲッジスペースがないストイックさを減点とした。また、86と比べるとノーマル車が多いのもロードスターの魅力だ。
2015年まで年式の幅を広げれば最低価格は135万円で、100万円台で手に入れられる中古車も豊富。グレードではSスペシャルパッケージが中心となるが、わずかながら、よりスポーティなモデルのRSも流通している。
86は2017年式だと中古車相場は177万円から。S660の相場は150万円からとなる。流通量は86、S660ともにロードスター以上に豊富で探しやすいといえる。
【番外コラム】3年落ち・200万円以下輸入中古車おすすめナンバー1は?
国産車に対して、新車価格が高い輸入車でも、3年落ち、200万円以下で購入できる中古車をピックアップした。候補として残った3台はVWゴルフトゥーラン、ボルボV40、そしてプジョー308SWだ。お薦めの1台は、プジョー308SWとした。
理由は新車時価格が300万円以上のクルマながら、3年落ちの中古車が半値近い168万円から購入できること。そして燃費性能に優れたディーゼルエンジンも選べることだ。流通台数は少ないので、注意したい。
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