■コンパクトモデルのオススメ3ベスト
続いてはコンパクトカー。2020年はヴィッツ改めトヨタヤリス、そしてホンダフィットが世代交代し、さらに販売競争が激化している。
ほとんどのモデルが200万円以下の価格設定だが、3年落ち200万円以下で購入できるお薦めの車種としてピックアップした3台は、まずはトヨタ スペイド。
左右非対称のドアを採用し、助手席側には大きな1枚のスライドドアを配置。助手席そして後席へ優れたアクセスが可能だ。またユニバーサルデザインを採用し、どんな人でも使いやすいのが特徴。流通台数は1000台を超えており、3年落ちの中古車でも50万円台から購入可能だ。
続いては日産ノート。発売開始から8年も経過しているので、中古車の流通台数は約6200台と非常に豊富。3年落ちならば、人気のe-POWERを搭載した中古車も狙えるので魅力アップだ。
そして、3台目は、2017年に登場したスズキスイフト。軽量・高剛性のプラットフォームを採用し、走行性能とともに安全性能に磨きをかけたモデル。スポーティグレードのスイフトスポーツも用意している。中古車の流通台数は約1500台でこちらも最低価格は50万円と割安感は抜群だ。
この3車種のなかでベストバイは、日産ノート。ただし、e-POWERを搭載したモデル限定だ。
■セダンモデルのオススメ3ベスト
昨年末のマークXに続いて、レクサスGSやシビックセダンが生産終了となり、ミニバンやSUVに押されて、セダンには逆風が吹いている。だからこそ、3年落ち中古セダンはオイシサが溢れているのだった。
その魅力ある車種のなかから選んだ3台は、まずはトヨタカムリ。現行型は2017年に登場し、初の車検サイクルを迎える3年落ちの中古車が豊富。
総流通台数も427台とセダンとしては非常に豊富で3年落ちの中古車の最低価格は176万円まで下がっている。新車時価格から50%の値落ち率は人気車種でも高い。
続いては2013年より販売されている日産スカイライン。販売年数は長いが総流通台数はカムリの半分以下の214台というのは寂しい。
その一方で3年落ちの中古車で200万円以下のプライスを付けているのはわずか2台でターボ車とハイブリッド車各1台ずつとなっている。
そして、最後はフルモデルチェンジを行い旧型になりたてのホンダアコード。オデッセイなどと同じ2モーターのハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能を発揮。
また、FFのパッケージを活かした広い室内空間も魅力だ。流通台数は119台しかないが、価格は安くて高性能なハイブリッド車のアコードこそ3年落ちセダンの魅力を凝縮したモデルといえる。
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