■コロナ前からオンラインで購入する人が多い!
前述したとおり、新車ディーラーへ行くのに足が重い人も多く、またネットショッピングですべてを賄う人も多いので、新車購入についてもオンライン商談がコロナ禍以前から盛んになってきている。
購入した新車のデリバリーサービスもあるので、一度も店舗に足を運ばずに新車を手にすることも可能なのである。
■ガソリンスタンドにはブレーキオイルなどが豊富に揃う
アメリカの友人と別行動ドライブしていた時のこと。彼の運転するビュイックに郊外の山岳路でパワステオイル不足の警告が出た。
やっと見つけたスタンドに駆け込み、「あるかなぁ」と思ったら、パワステ以外にも不凍液、ミッションオイルなど油脂類が豊富に揃っていた。
地域によるが、アメリカのスタンドは品揃えが凄い。
【閑話休題】格差社会を肌で感じる実話
ある夜、“五つ星”ホテルで打合せを終えた筆者は、駐車場へ向かうとそこに千鳥足の白人男性がいた。「運転大丈夫?」と聞くと、「高額納税者だから捕まらない」と不思議な返事。
21時以降に走っているクルマのドライバーの多くは飲酒していると聞いていたが、夜遅く、パトカーが職務質問(飲酒検知などが目的)でとめるクルマの多くはズタボロのアメ車(=低所得層)。格差社会を感じるシーンである。
■テレビのニュース番組に“今日のガソリン価格”コーナーがある!
日本のテレビと同じく、朝は各局ともニュース番組を放送している。天気予報に混じり、“ガソリン価格コーナー”のようなものがあるから驚く。
主要地域のガソリン価格の最新情報を伝えるところはさすがである。ちなみに、交通情報はヘリコプターで上空から事故現場と事故渋滞を見せるのがお決まりとなっている。
■パーキングブレーキはエマージェンシーブレーキのこと
ある日、筆者が目的地に到着し、パーキングブレーキを入れると同乗していた地元の知人が「アメリカではエマージェンシーブレーキと呼び、坂道などでの駐車以外では使わないよ」と驚いていた。
それ以降パーキングブレーキは使わないのだが、帰国直後の日本でも使わないでいると、日本では逆に怒られてしまう(笑)。
■意外!? 日本より譲り合いのマナーがしっかりしてる??
アメリカには「4WAY STOP」というものがある。信号のない十字路ですべて一時停止の標識がある場合、先に十字路にきた車両から優先的に通過できる。
ある時、片道3車線の道路の交差点の信号が停電したことがあったが、警官の誘導なしにお互い譲り合いながら通過していた。
マナー、いいんです。
■駐車する時、一般的には頭から入れる。が、最近は変化も
アメリカでは駐車する時、頭から入れてとめるのが習慣。
が、最近、構造上頭から入れないとダメな駐車枠を除けば、お尻から(バックで)入り駐車するクルマが目立ってきた。
これは腰高なSUVが増え、バックで駐車枠から出る時、後方が見えづらいことが要因。
■ノンストップで大爆走する緊急車両。突っ込んでくることも!?
市街地を走っていると、サイレンが後方から聞こえてきた。すると、周囲の車両が“血相変えて”道路脇にクルマを停めている。
筆者も真似すると、パトカーが日本の比ではないスピードで爆走してきた。日本と異なり、ノンストップで目的地まで爆走するので、事故に巻き込まれることも多い。やはり驚き満載の国だ。
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