■蒼井優、高嶋ちさ子、香川照之……はレンジ派!
一方のランドローバー族。こちらは女優の蒼井優、俳優の竹野内豊らの名が挙がる。蒼井は、ランドローバーのレンジローバーイヴォークが愛車だ。もちろん自ら運転し、夫の山里亮太を迎えに行ったところを目撃されている。
「’13年の4代目から故障が少なくなったレンジローバー、これがブランド人気に拍車をかけました。それまでは電気系統が弱かったですから」(自動車販売関係者)
レンジローバーイヴォークを所有するのは、ほかに高嶋ちさ子。香川照之はレンジローバースポーツが愛車という。
■「強い」「スタイリッシュ」「個性的」が共通イメージ
なぜ「Gクラス」と「レンジローバー」が人気なのか。2台に共通するイメージとして「強い」「スタイリッシュ」「個性的」が挙げられる。これはそのまま“売れる”芸能人の資質そのものではないだろうか。
「うちの地下駐車場や収録スタジオはハイルーフ車向けのスペースがあり、ゲレンデ、レンジだけの時があります」(テレビ局関係者)という。芸能人とSUVは結びつきが強いようだ。
■個性的なクルマを優雅に乗りこなす女性芸能人たち
華やかな印象の女性芸能人の愛車だが、そのイメージどおり個性的なクルマが並ぶ。
「かっこよすぎだろ!」と思わず納得してしまうのが、米倉涼子のシボレーコルベットC7。これは似合いすぎ。その妖艶なフォルムは街中でも目立つ。颯爽とハンドルを握る米倉の姿が目に浮かぶ。
ローラが乗っているマセラティギブリは、競合欧州車も数多い高級スポーツセダン。それらのなかでイタリア車を選ぶというところに、本人のこだわりを感じる。
ドイツのコンパクトセダン、メルセデスベンツCLAに乗っているのが滝川クリステル。2020年に母になり、安全性も高く、ファミリーでの移動にぴったりのモデルだ。
■SUVユーザーは、広瀬すず、川口春奈、橋本環奈
旬ともいえる若手女優に目を移してみると、広瀬すずのミニクロスオーバー、川口春奈のジープラングラー、橋本環奈のポルシェカイエン……とSUVユーザーが目立つ。広瀬のミニや橋本のカイエンはお似合いといったイメージだが、川口のラングラーはやや意外かも。
メルセデスベンツGクラスなどハードな雰囲気のSUVより、ちょっと可愛さのあるアーバンSUVが若手女性芸能人には人気のようだ。
■芸能人にも多いエンスー クジラクラウン、ハコスカ……
芸能人にもクルマのエンスージアスト(熱狂的な愛好家)がいる。愛車にこだわりをもち、長く乗り続ける人たちである。その代表格が、故・志村けんさんだ。志村さんはロールスロイスの旗艦モデル、ファントムを所有していた。このクルマは志村さんの死後、男性ファンに売却された。
ケンドーコバヤシは“クジラクラウン”の愛称で親しまれた4代目クラウンに乗る。
仲間由紀恵の夫である俳優の田中哲司は、大のスカイラインGT-Rファン。しかも、KPGC10、いわゆる「ハコスカ」を2台も所有している。旧車ファンもうらやむ熱の強さ。
荒川良々の愛車は330型系セドリック。’70年代後半に販売されていた車種で、当時人気を博したモデルだ。
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