CX-3は「新型にモデルチェンジして存続の可能性が高い」
ここからは『ベストカー』本誌のスクープも交えた筆者の想像だが、まず「CX-3の次期モデルがあるのか?」ということから考えると、冒頭の米国での生産終了もあり、現行CX-3のベースとなっているマツダ2はそう遠くないうちにSKYACTV-Xの1.5L・3気筒版を搭載するなどした次期モデルに移行すると言われている。
この点を踏まえると、次期マツダ2というベース車があることや次期マツダ2が使うプラットホームの生産台数の確保、ディーラーの声もあり、CX-3もフルモデルチェンジされる可能性は高い。
次に「CX-3の次期モデルがあるなら、どんなクルマになるのか?」を想像すると、まず現在のCX-3とCX-30の関係同様にボディサイズや価格で、両車の差別化を明確にすることが大前提となるだろう(ボディサイズは現行CX-3並、価格は200万円+αからというイメージ)。
具体的なコンセプトとしては、現行CX-3の米国での販売終了の理由の1つが狭さだったこともあり、広さも考慮したモデルとするか、現行CX-3を踏襲したスペシャリティ路線の継続という2つの道が浮かぶ。
この点に関しては、広さはマツダが全体的にそれほど力を入れていない部分であることと、ライバル車の1台であるヴェゼルほど広いクルマを作れるとも思いにくい。
これに加え、もし次期CX-3が広いクルマになると特に広くないCX-30への影響がありそうなこともあり、マツダ車に必要な個性を持たせる意味でもスペシャリティ路線を継続するのではないだろうか。
メーカーの都合を考えずに筆者の願望を書くと、ハイパワーエンジンを積むなどしたスポーツモデルやレンジローバーの先代イヴォークのようなオープンボディの設定などにより、スペシャリティなモデルらしい何らかの華が欲しいところだ。
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現行CX-3は、マツダのラインナップにおける必要性や美しいスタイルなどを考慮すると、なくなるのは惜しいモデルだけに、次期モデルがあるなら心機一転(もしかしたらCX-20などと車名も変わるかもしれない)頑張ってほしい。
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