三菱のEV攻勢! 新型軽EVや販売が再開されるミニキャブミーブの動向は?

■「使用済み電池」の取り扱いが普及の鍵

 そのためにはリチウムイオン電池のリユースも大切だ。日産と住友商事の合弁会社になるフォーアールエナジーは、電気自動車に使われたリチウムイオン電池を回収し、セルをバラして性能劣化の少ないリユース電池に組み替えている。性能の劣ったセルは、電気自動車ではなく、蓄電池などに再利用する(それでも鉛電池に比べると性能は大幅に高い)。

 リチウムイオン電池は、製造時にも二酸化炭素を排出する。軽EVが大量に販売されて電池交換が必要になった時は、リユース品を有効活用すると、コストと環境対応の両面から合理的だ。このようなシステムを構築した上で、軽EVは本当のメリットを発揮する。

 そして軽自動車には、ルークスやeKクロススペースのようなスーパーハイトワゴン、ハスラーやタフトのようなSUVなど、いろいろなタイプが用意されている。軽EVも、普及に伴って多様化して、さらに定着していくことになる。


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