クルマに関する疑問質問全力回答!【夏休みこどもクルマ相談室】


■なぜ国産メーカーはマツダしかディーゼルに力を入れない?

回答:渡辺陽一郎

以前の国産乗用車は、ディーゼルエンジンを搭載しており、ホンダとスバルも欧州仕様に用意していた。それが今は各社とも消極的だ。

背景にはディーゼルが好調に売れた欧州での不人気がある。欧州にはユーロ3の古いディーゼル車も多く残り、大気汚染が深刻化した。VWの排出ガス不正問題も追い打ちをかけた。電動車の開発に力を入れたい事情もある。

しかしマツダは、原油を採掘した段階から走行までの全行程で、どれだけ二酸化炭素を排出するかを重視する。電気自動車が火力発電による電気で走れば、ディーゼルの環境負荷が少ない場合もある。

今後も内燃機関が必要と考えてディーゼルに取り組む。そこにはマツダが大切にする走りの楽しさも含まれる。

ディーゼルエンジンに逆風が吹いているが、燃費のよさと低速域からの発生する力強いトルクは魅力的

■なぜガソリンより軽油のほうが安いの?

回答:編集部

どのガソリンスタンドでも20円くらい軽油のほうが安い理由は〝税率〟の違い。ガソリン価格には揮発油税(53.8円)と石油石炭税(2.8円)を合わせた56.6円が、軽油価格には軽油引取税(32.1円)と石油石炭税(2.8円)をあわせた34.9円がかかっている。

この21.7円が価格差となる。軽油引取税は、軽油が主にバスやトラックで利用されるため、燃料費が企業の経営を圧迫しないよう安く設定されている。

このガソリンスタンドだと。税金分を差し引くと軽油のほうがガソリンより高いのがわかる

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