■ピュアスポーツ性からいえば、完全にゴルフRを超えた!
310ps/40.8kgm(6MTは38.7kgm)を発生するゴルフRは電子制御可変ダンパーDCCによる制御が素晴らしかったが、どちらかというとプレミアムな質感を持ったクルマだ。研ぎ澄まされた切れ味を持つピュアスポーツという点ではタイプRA-Rが上だろう。
ピュアスポーツならゴルフGTIクラブスポーツか、2018年末に生産開始されるツーリングカーレースの公道仕様、ゴルフGTI TCRがSTIタイプRが近いだろうが、タイヤサイズはタイプRA-Rの245/40R18に対してゴルフRは225/40R18。タイヤ幅は狭いのにこのパフォーマンスはさすがアウトバーンの国で育ったホットハッチだ。
STIタイプRA-R、S208よりもスポーツ心をくすぐるし、ベース車両からはやはりかなりのやんちゃぶり。パワーウエイトレシオ4.498kg/psは現行STI史上最強のものだ。しかも、WRX STIから約110万円というお買い得な価格も含め、ピュアスポーツ性から言えば、ゴルフRを超えたといっていいだろう!
■国産&輸入車のオーバー300ps 4WD車パワーランキング
最後に国産&輸入車でオーバー300psかつ4WDのクルマのパワーランキングを紹介しよう。
日本車で下のランキング20位までに入らなかったクルマは、377psのレクサスLX570、システム359psのレクサスLS500h、333psのフーガ370GT、329psのWRX STIタイプRA-R、318psのランクル200、308psのWRX STI、300psのWRX S4&レヴォーグ2Lなどがある。
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