デカっ! 長っ!!! それだけで心が躍る 世界のSUNGOIDEKAI特装車 8選

【オランダ】ブロシュイス・SP-Aローローダーコンビネーション

 前方からメルセデスベンツ旧型アクトロス6×4ダンプ、3軸コンバータドーリ、中低床式3軸セミトレーラで構成されたコンビネーション。ブロシュイス・SP-Aとは最後尾の中低床セミトレーラだが、コンバータドーリを介することで、フルトレーラと同様の連結が可能となる。

【アメリカ】サーヴァブレンダーユニット

 この物々しい5軸セミトレーラは、アメリカで油井掘削時に岩盤崩落を防ぐ薬液をブレンドするための装置を積載したもの。重さは不明だが、10×4セミトラクタからかなりの大重量とわかる。

【ベラルーシ】ヴォラート・MZKT-741351+MZKT-999421

 ベラルーシ・MZKTの重量物運搬コンビネーション。812馬力エンジンを搭載する巨大な8×8トラクタ・ヴォラートMZKT-741351が、最大積載量76tの平床6軸セミトレーラ・MZKT-999421を牽いている。

【アメリカ】トレイルキングサイドダンプトレーラ(Aダブル)

 車輪だらけのこのコンビネーションは、アメリカの特装車メーカーが開発したもの。前方からセミトラクタ8×4、6軸セミトレーラ、4軸コンバータドーリ、6軸セミトレーラの4台で構成され、「Aダブル」という連結形態である。トレーラには、側方へ土砂を排出するサイドダンプが架装されている。

トレイルキングサイドダンプトレーラ(Aダブル・アメリカ)
トレイルキングサイドダンプトレーラ(Aダブル・アメリカ)

【スウェーデン】DUO2プロジェクト実証試験車「DUOキャット」

 スウェーデンのHCT実証試験、DUO2プロジェクトの試験車で、ボルボFH6×2/4フルトラクタが2台の2軸センターアクスルトレーラを牽引する連結全長27.5mのコンビネーション。3台とも同国ラガブ社製のスワップボディ(水平脱着ボディ)システムを架装しており、一人で3台分運べる

【フィンランド】HCT実証試験車

 フィンランドのHCT実証試験で開発されたメルセデスベンツ・アクトロス6×4セミトラクタ+3軸セミトレーラ+2軸コンバータドーリ+3軸セミトレーラのコンビネーションで、連結全長33.78m・GCW75tに及ぶ。

 同国VAK社製のドライバン3軸セミトレーラ自体が特大で庫内容積は約220立方メートルもあり、連結全長25m車用トレーラよりさらに約35%大きい。

HCT実証試験車(フィンランド)
HCT実証試験車(フィンランド)

 フィンランドでは2019年に「HCT関連法規」が施行され、最大連結全長34.5m・GCW76tのコンビネーショントレーラが正式に認可された。ダブル連結トラックは最大連結全長25m・GCW44tなので、その巨大さがわかる。

 ただ、ここまで大型化すると、トレーラやコンバータドーリの新規開発と高馬力トラックが必要になり、普及へのハードルがかなり高くなるのも事実である。

【画像ギャラリー】このデカさ長さをなんとか伝えたい…!!! 担当考えました! 世界中ではたらくSUNGOIDEKAIトレーラをギャラリーでチェック!(14枚)画像ギャラリー

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