【STIの聖地がリニューアル!】スバルファン興奮の空間に生まれ変わった!

【STIの聖地がリニューアル!】スバルファン興奮の空間に生まれ変わった!

 スバルテクニカインターナショナル(STI)は、東京都三鷹市にある「STIギャラリー」の東側をリニューアルし、9月21日からリニューアルオープンさせた。 9月20日にその内部が、一般公開を前に、報道陣に先行公開されたので紹介したい。

文&写真/編集部


【画像ギャラリー】リニューアルしたSTIギャラリーを内覧してみよう!

■ギャラリーオープン10周年の大リニューアル。企画展示も開催

 ギャラリーのオープン10周年となる今年1月に、第一弾として西側のリニューアルを実施。歴代競技車のミニカー展示、メッセージを自由に書き込める柱「絆の柱」、トロフィーを持っての記念撮影、レースカーへの乗車体験など、見るだけではなく実際に来館者に体験してもらえる展示を揃えた。

 これにより、国内だけでなく、海外からもファンが訪れるようになったという。

2019年1月にリニューアルした西側スペース。歴戦のマシンや各種展示がファンを楽しませてくれる
「Looking for ミニカー探しています」の展示。寄贈されたミニカーで、モータースポーツとSTIの市販車の年表を埋めていく。寄贈者の名前もプレートに刻印される

 この時のリニューアルはギャラリーフロアの半分ほどで、東側のスペースの改修はされなかった。今回ようやく残りのスペースのリニューアルが終わり、晴れて全館オープンとなったのだ。

  STIの平岡泰雄社長は、「このギャラリーを、国内外からファンが訪れる『聖地』にしたい」とその思いを語っていた。

STIの平岡泰雄社長。1982年に富士重工業に入社、EJ系エンジンなどのパワーユニットの開発業務などに携わっていた。 エンジン設計部部長など、スバルの技術開発部門を中心に歩んできた人物だ

 現在はリニューアルを記念して、STIをより知ってもらうための企画展示第一弾『STIを知る その1 黎明期 1988年-1998年』が開催されている。
 展示内容は以下のとおりだ。

● 初代社長である久世隆一郎氏のコメント、企業理念などを綴ったパネル

STIの企業理念や、久世氏の当時のコメントをパネルとして展示

●久世氏の人柄を表す名言やエピソードを集めたパネル(CUBE #A)

久世氏の逸話や、当時の印象的な発言がパネルにまとめらている。これを見れば、久世氏がどんな人物だったのかよくわかる

●STIロゴの変遷を綴ったパネル(CUBE #B)

STIのロゴの変遷。1989年はIが小文字だったが、1996年からは大文字に変わった。各時代のロゴに込められた思いが説明されている

●久世氏が、WRCで世界中を飛び回っていた時に実際に使っていたカーボン製のアタッシュケースと扇子などの展示(CUBE #C)

久世氏がWRCの現地に赴く際に愛用していた、カバンと愛用品が展示されている

●いろいろなSNSで使える撮影ポイントを用意。STI公式ツイッターアカウントのジョージ(常時)くんと記念撮影できるコーナーやハッシュタグ(#stigallery)のパネルなどを設置

TwitterやInstagramといったSNSに投稿するために、SNS撮影用のパネルも設置されている

 STIによれば、これまでは来訪してもゆっくりくつろげる場所がなかったが、常設展示としてSTI関連の書籍やムックを読むことができる休憩スペースを設けた。これにより、ゆっくりとSTIの歴史や魅力に触れてもらえるようになったと語っていた。

キューブの一部は書庫になっており、貴重な記念品や書籍を、実際に手に取って見ることができる
キューブの一部は書庫になっており、貴重な記念品や書籍を、実際に手に取って見ることができる

次ページは : ■「六連星を世界一にする」夢を実現するため奔走した久世隆一郎氏

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!