証言1:首都圏トヨタ店営業担当者
「現時点では従来C-HRの在庫と改良モデルの事前受注を平行して行っている状況です。従来モデルの在庫は完全になくなるのは2019年10月下旬あたりから、マイナーチェンジはそれからの本格販売になるので、立ち上がりはスローなスタートにならざるを得ません。今回はビッグなマイナーチェンジで、6速iMTやGRスポーツも設定されるのでRAV4を早い段階で抜き返すことはそれほど難しくないでしょう」。
証言2:首都圏トヨペット店営業担当者
「マイナーチェンジするC-HRはSUVナンバー1の座への返り咲きは可能だとは思いますが、長く続けるのは難しいかもしれない。RAV4だけでなく、他のライバル車も新型を投入し拡販を目指しているからです。C-HRのような尖ったモデルは長期間に売り続けるのは大変な努力が必要になると思います。SUV市場はまだまだ拡大の余地がありますが、新型車ラッシュが続き、シェア争いが激化の一途を辿ると思われます」。
証言3:首都圏カローラ店営業担当者
「今回のマイナーチェンジはかなり中身が濃いので、本格的な販売をスタートさせればトップに返り咲くことはできると予想しています。現行モデルはハイブリッド車の在庫はまだ残っていますが、ターボは売り切ったので、改良モデルはこちらから売り込みを強化しているところです。GRスポーツは購入者が限られるが、MTはかなり期待が持てると受け止めています」。
証言4:首都圏ネッツ店営業担当者
「RAV4はもともとネッツ店の専売モデルなので潜在ユーザーは多いです。ただC-HRは最初からトヨタの全系列店扱いで競争が激しく、値引きが拡大しやすく収益度は低いですね。したがって、今後とも利幅の大きいRAV4を重点的に売りたい気持ちが強いです」。
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