【時代に刻む名車の数々!!】スズキ100周年 記憶に残る革命車とその礎


1993年 初代ワゴンR/ハイトワゴンの時代を切り拓いた

鈴木修会長が鶴のひと声で「ワゴンであーる」でいいんじゃないかと進言し、そのまま車名になったのは有名な話

 1990年代のスズキには名車が多い。その筆頭は、1993年9月にデビューした軽ハイトワゴンの「ワゴンR」だ。これはアルトと同じように日本の景色を変えてしまった革命的な軽自動車である。

 限られたボディサイズのなかで最大級の居住空間を確保するために背の高いトールデザインとし、ミニバン風の台形フォルムも親しみやすい。

 1300mm以上の室内高を実現し、優れた乗降性も魅力だった。ワンタッチ操作で荷室容量を増やせるなど、使い勝手のよさは群を抜いている。

 エンジンはF6A型直列3気筒SOHCで、1995年にはターボ車を設定した。最初は運転席側のドアは前席用だけで、助手席側は前後2枚ドアだったが、1996年夏に利便性を高めた5ドアモデルを追加してファン層を広げている。

 登場から丸3年で累計生産台数50万台を達成し、軽自動車の定義を変えてしまった傑作車といえる。

1991年 カプチーノ/スズキ渾身の2シーター軽スポーツ

軽自動車の自主規制値めいっぱいの64psを発生。マツダのAZ-1、ホンダのビートとともに「軽スポーツABCトリオ」と呼ばれ人気を博した 。ルーフとボンネット、リアフェンダーの一部にアルミニウムを使用し、ホイールや駆動系にもアルミニウムを使うことで700kgに収めた

 軽FRスポーツのカプチーノも違う意味で衝撃を与えた軽自動車である。3気筒のDOHCターボは驚くほどパワフルで刺激的だった。

 5速MTも小気味よく決まる。また、4輪ダブルウイッシュボーンのサスペンションとFR方式とならではのダイレクト感のあるハンドリングも魅力だ。絶妙な荷重移動による、操る楽しさは格別だった。

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