市販型フェアレディZを完全予想 今わかっていることすべて


新型Zはどんな走りなのか? GT-Rとどう差別化するのか?

新型フェアレディZはGT-Rとどう差別化を図るのだろうか?
ダンスパートナーと踊る、そんな感覚が新型Zの走りにあるという

 見学会の途中から登壇したチーフプロダクトスペシャリストの田村宏志氏は、新型フェアレディZの走りや技術面における、”Zらしさ”についてこう述べている。

 「弊社はGT₋RとZの両方を持っているので、その立ち位置を明確にしようと思っています。モビルスーツのようなパワーをいかに電子制御でというか、人間の英知を結集したGT-Rに対し、Zはダンスパートナーとシンクロナイズする、そんなイメージでしょうか。そこがZの大事なところだと思っています。

 新型Zはタイムアタックではない、気持ちよさみたいなところを出していきたいと思います。

 アクセルに対するレスポンスを大事してきましたが、新型Zはツインターボでいい感じに仕上がってきたから、よしそれでいっちゃおうというのはあります。

 新型Zで、やっぱり譲れないのはマニュアルギアボックスがないとダメだよね、と思っています」。

R35GT-Rで御馴じみの日産自動車チーフプロダクトスペシャリストの田村宏志氏

発売日、価格について

 さて、新型フェアレディZの価格はいくらくらいになるのだろうか? 2020年9月16日、午前9時30分から行われたオンライン発表会に登場した日産の社長兼CEOの内田誠氏は「Zはいつの時代も手が届くスポーツカーであり、最高の体験を求めるドライバーが意のままに操ることができるスポーツカーです」と新型フェアレディZと紹介している。

 そしてチーフプロダクトスペシャリストの田村氏も見学会の質疑応答で「頑張れば買える価格にしたいと思っています」とコメント。

 ちなみに現行Zの価格は、標準仕様が397万9800(6速MT)~405万9000円(7速AT)、バージョンS(6速MT)が484万8800円、バージョンT(7速AT)が480万2600円、バージョンSTが519万8600(6速MT)~530万8600円(7速AT)、そしてNISMOが640万9700(6速MT)~651万9700円(7速AT)。

 現行モデルは400万円前後からラインナップしているため、おそらく最新のインフォテイメントや安全装備など装備の価格が加味されることを考えると、約50万円アップの400万円台中盤からと予想。

 新型フェアレディZの発売時期についてもいつになるのか? 会場では明らかにされなかった。

 しかし、そのヒントはある。2020年5月28日の決算会見では2021年末までの今後18カ月で少なくとも12の新型車をグローバルで投入することを明言。

 「NISSAN NEXT From AtoZ」として紹介映像が流され、その最後にあたる新型Zは2021年末と予想されることから、2021年秋の東京モーターショーで公開された後、2021年末までに発売される可能性が高い。

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