■トヨタ カローラツーリング(2019年登場/価格:201万3000~299万7500円/次期型登場予測:2024年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
設計の新しいカローラツーリングは、3ナンバー車に拡大されたが、全長は4495mm、全幅も1745mmに収まる。ステーションワゴンでは今でも小さな部類に入る。走行安定性と乗り心地のバランスに優れ、先進安全装備と運転支援機能も充実している。後席は少し狭いが4名乗車は不足ない居住性を持つ。人気も高く、ワゴンの最多販売車種になっている。
●結論…買い。2019年の登場で設計が新しく、価格はワゴンのなかでは割安だ。今でも買う価値が高い
●最大値引き…24万円。根強い人気を維持しているが、現行モデルは発売後2年目に入り好条件状態に
■トヨタ 86/スバルBRZ(2012年登場/価格:267万1900~506万円/次期型登場予測:2021年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
現行型の発売は2012年だから、すでに8年が経過した。BRZは次期型のプロトタイプを披露している。86も同様の次期型に変更される。
次期型は機敏な操舵感と走行安定性のバランスなど、走りの質に磨きをかける。安全装備の水準も向上するから、数少ないスポーツカーの新型車として大いに期待したい。現行型は比較的買いやすい価格も魅力だ。
●結論…待ち。スポーツカーは走行性能や外観の新鮮さが魅力だから、購入するなら断然次期型だ
●最大値引き…25万円。この値引き額は86で、BRZは28万円。来年フルモデルチェンジがある予定!
■トヨタ アルファード(2015年登場/価格:352万~775万2000円/次期型登場予測:2022年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
ミニバンのメリットは多人数乗車が快適で、3列目のシートを畳むと、広い荷室にすることもできることだ。アルファードはこの機能を徹底的に高めた。車内は広く豪華に仕上げ、着座位置が高めだから周囲の見晴らしもいい。現行型の発売は2015年と少し古いが、改良を行ってきたため先進安全装備などが充実している。外観の存在感も強く、好調に売れている。
●結論…買い。走行安定性など総合的な性能はオデッセイに負けるが、抜群に快適で選ぶ価値も高い。
●最大値引き:28万円。モデルは古いが改良を重ね、商品性抜群のわりに好条件で買え、狙い目だ!
■レクサス UX(2018年登場/価格:397万2222~635万円/次期型登場予測:2024年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
流行に沿ったコンパクトSUVで、2018年の登場だから古さは感じない。しかし内装の質、走行時のノイズや振動がレクサスブランドとしては気になる。
電気自動車の300eは1回の充電で367kmを走れて、今年度の補助金を含めると、ハイブリッドとの実質価格差は約80万円に収まる。300eは魅力だが、今年度分の販売受付は終了。
●結論…待ち。レクサスファンなら選ぶ価値はあるが、粗さも散見されて魅力に欠ける。結論は待ちだ
●最大値引き…15万円。発売後2年が経過し販売は頭打ち傾向だが、車両本体から値引きゼロで待ち
■レクサス NX(2014年登場/価格:450万7000~608万8000円/次期型登場予測:2021年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
レクサスのミドルサイズSUVで、空間効率が優れている。全長は4640mmで特別大きくはないが、後席はかなり広く、ファミリーカーとしても使いやすい。
ただし2014年の登場だから、プラットフォームの世代は古い。今では操舵した時の反応が曖昧に感じられる。2Lターボエンジンの加速感も含めて、プレミアムブランドとしては走りの質に不満が伴う。
●結論…待ち。衝突被害軽減ブレーキは自転車の検知機能などを追加したが、次期型を待ちたい
●最大値引き…20万円。来秋にも世代交代予定の末期モデルだが、車両本体からの値引きはゼロ状態。
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