■三菱 デリカD:5(2007年登場/価格:391万3800~447万2600円/次期型登場予測:2023年)
(TEXT/岡本幸一郎)
ミニバン界で異彩を放つキャラの持ち主は、いつだって買いだ。2019年のビッグマイチェン当初は物議をかもしたコワモテ顔も、今やむしろ好意的に受け取られている印象。走りや装備も大幅に洗練されている。
先進運転支援システムにステアリングの制御がない点は惜しいけど、現行世代のうちにはおそらく付かないだろうから、待つ必要はない。
●結論…迷わず買い。自分好みの特別仕様車が出るのを待つのもアリ。近々何か出そうな気もする
●最大値引き…28万円。一部改良してから1年が経過し、販売頭打ち。好条件で買える状況でまずまず。
■ダイハツ ムーヴ(2014年登場/価格:113万3000~178万2000円/次期型登場予測:2021年)
(TEXT/岡本幸一郎)
最新版がどういうデザインなのか、すぐ浮かばないほど存在感が薄れている感あり。まぁ出来は悪くないんだろうけど、あえてこれから買う意義も見えてこない。
それでも好きなら買うべきだけど、どうせならタフトやムーヴキャンバスなど、ダイハツの他モデルも一考したほうがいいと思う。あえて現行モデルを買う必要性は薄すぎる。新型ムーヴを待つべし。
●結論…待ち。モデル末期の大幅値引きをあえて狙って買うならアリ。それでも、待ちを推奨する
●最大値引き…17万円。来年中盤にも次期型登場予定の末期モデル。次期型車を期待するなら、待ちだ。
■ダイハツ ムーヴキャンバス(2016年登場/価格:127万6000~171万500円/次期型登場予測:2022年)
(TEXT/岡本幸一郎)
このクルマ、買いの要素は濃いのだけど、もう少しだけ待ちたい。全高1700mm以下の軽ハイトワゴンでスライドドアというのが、実にあんばいよかったりする。見た目がかわいすぎて気がひけるという人のために、シックな色調が用意されている点もいい。
ただ、近いうちに先進運転支援システムがアップデートされるのではないかと、思う。なので待ちだ。
●結論…待ち。クルマ的には買いだが、運転支援システム関連が新しくなる可能性があるので待ち
●最大値引き…17万円。来夏にも次期型登場予定の末期モデルで好条件。次期型が欲しければ、待とう
■スズキ スイフトスポーツ(2017年登場/価格:201万7400~208万8900円/次期型登場予測:2022年)
(TEXT/岡本幸一郎)
直近の改良で先進運転支援システム系の充実が図られたばかり。欧州仕様にある48Vマイルドハイブリッドの導入も予想されたが、重量やコスト増を嫌って見送り。おそらく日本仕様には今後もなさそうで、それなら待つ必要もない。
モデルチェンジまで時間がありそうだし、日本が世界に誇るホットハッチを少しでも早く味わいたいのならすぐにでも買い。
●結論…買い。買えばすぐに楽しい思いができる。待てばそれが遅くなるだけ。欲しいなら、即買い
●最大値引き…24万円。モデルが古くなり好条件。次期型へのバトンタッチはまだ先なので、今が狙い目
■スズキ ソリオ(先代モデル 2015年登場/価格:148万6100~221万9800円/次期型登場:2020年11月25日)
(TEXT/岡本幸一郎)
先代モデルはコミューターとしてはいいけど、CMでやってるように5人フル乗車すると、後席の人は狭いし乗り心地は悪いし、イマイチ。そこが大切なクルマなのに……。ゆえに5人乗ることを前提にしている方にはあまりオススメできないのが実情。
そのネガの改善を次期型には期待しつつ、ひとまず次期型の発売を待ったほうが賢明だ。
●結論…待ち。モデルチェンジするモデルの最新情報を確認してからのほうがよさそう。待ちだ
●最大値引き…26万円。新型が発表されたばかり。その新型の乗り味が気になるのなら、もちろん待ちだ
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