■ホンダ フリード(2016年登場/価格:199万7600~325万6000円/次期型登場予測:2022年)
(TEXT/渡辺陽一郎)
発売は2016年だから新型車ではないが、全長を4300mm以下に抑えながら車内は広い。3列目は少し窮屈だが、大人の多人数乗車も可能だ。床が低いために、3列目を畳むと自転車なども積める。
2019年10月にマイナーチェンジを実施して、SUV風モデルの「クロスター」も追加された。優れた実用性と割安な価格により、今でも好調に売れている。
●結論…買い。小さなボディにミニバンの機能を凝縮させた。走りに古さを感じるが選ぶ価値はある。
●最大値引き…27万円。人気は高いが、モデルが古く好条件で買える。世代交代はまだ先なので狙い目だ。
■マツダ MAZDA3(2019年登場/価格:222万1389~368万8463円/次期型登場予測:2024年)
(TEXT/岡本幸一郎)
新車効果のあるうちに乗っておきたい気持ちもあるだろうけど、少し待ったほうが賢明。エンジンも乗り心地も、先進運転支援システムの制御も気になるところが多々あって、煮詰め不足を感じずにいられない。
共通性の高いMX-30でそれらがずいぶん改善されている……と感じていたら、オンタイムで商品改良モデルが登場! これは大いに期待したい。
●結論…買い。どうしても早く乗りたいという人を含め、待望の商品改良モデルが登場。これは買いだ。
●最大値引き…24万円。発売後1年半以上が経過し、販売激減。攻めれば値引き好条件を引き出せる。
■マツダ CX-3(2015年登場/価格:189万2000~316万2800円/次期型登場予測:2022年)
(TEXT/岡本幸一郎)
このタイミングでCX-3を買おうかと検討している人は、あのデザイン、あのサイズ、あの走りが気に入っているという人に違いない。それなら買ってもいいんじゃないだろうか。熟成されてクルマとしての完成度も高まっていることだし。
ただし、本当にCX-3でいいのか、マツダ内のMX-30やCX-30、他社の競合車も含め、考え直してからのほうがいい。
●結論…買い。待ってもしょうがない感じなので、欲しいなら買い。でも、くれぐれも後悔しないように
●最大値引き…24万円。モデルが古くなり販売頭打ちだから、次第に値引きは好条件に。確実に買いだ。
■マツダ CX-5(2017年登場/価格:261万8000~365万7500円/次期型登場予測:2023年)
(TEXT/岡本幸一郎)
すでに現行CX-5として考えられるバリエーションはほぼ出尽くした感じがするので、あえて待たなくてもいいような気がする。まぁ、ひょっとするとマイルドハイブリッドあたりは登場するかもしれないので、それが気になる人はもう少し様子見してもよいかも。
逆にディーゼル派はいろんな意味で、今のうちに早めに買っておいたほうがよさそうだ。
●結論…買い。次期型は上級移行するという情報も。今のCX-5がいいという人は待つ必要なさそう
●最大値引き…26万円。モデルが古く、商品性に新鮮味が薄れてきている。好条件を引き出せるので買い
■マツダ CX-30(2019年登場/価格:239万2500~371万3600円/次期型登場予測:2024年)
(TEXT/岡本幸一郎)
上のマツダ3と同じ理由で待ち。ディーゼルの加速性能はいまひとつ物足らないし、乗り心地も落ち着きがない。先進運転支援システムの制御もイマイチ。そのあたり共通性の高いMX-30がなかなかよかったので、同等に改良されてから買うべき。CX-30のデザインやサイズでよければ問題ないけど、少し予算を上げれば完熟のCX-5が手に入ることも忘れずに。
●結論…待ち。そう遠くないうちに改良されて、MX-30なみにアップデートされるはず。そしたら買い
●最大値引き…24万円。登場後2年目に入り、販売激減で値引き拡大傾向。これをネタに交渉しよう
次ページは : ■マツダ ロードスター(2015年登場/価格:260万1500~390万600円/次期型登場予測:2022年)
コメント
コメントの使い方