ハリアー アルファード エクリプスクロスPHEV…大激戦区車の「買い」と「待ち」

■トヨタ アルファード(価格:352万~775万2000円)

デビュー:2015年1月/全長4945×全幅1850×全高1935mm、ホイールベース3000mm、2000kg、2.5L直4、182ps/24.0kgm、WLTCモード10.8km/L(G)
デビュー:2015年1月/全長4945×全幅1850×全高1935mm、ホイールベース3000mm、2000kg、2.5L直4、182ps/24.0kgm、WLTCモード10.8km/L(G)

●オススメなトコロ…グランエースを除くと、国産ミニバンでは最大級の室内空間を備える。多人数で長距離を移動する時も快適だ。3列目のシートを跳ね上げると、大容量の荷室になって自転車も積める。内装も上質で乗り心地も快適だから、高級感を味わえる。ハイブリッドが用意されて燃費を節約できる。

●購入の際よく考えてみてほしいトコロ…3列目シートは、頭上と足元は広いが、コンパクトに畳む機能を重視したから座り心地がよくない。床と座面の間隔も足りず、足を前方へ投げ出す座り方になる。視線の高い大柄なボディは、遠方を見やすい代わりに、左側面の死角が大きい。床が高めだから、乗降性にも不満が伴う。

●人気グレード
1)SCパッケージ
2)Sタイプゴールド
3)S

●値引き目標額:35万円→→→まずまずの値引き状況

■日産 セレナ(価格:257万6200~419万2100円)

デビュー:2016年8月/全長4770×全幅1740×全高1865mm、ホイールベース2860mm、1740kg、1.2L直3+モーター、84ps/10.5kgm、136ps/32.6kgm(モーター)、WLTCモード18.0km/L(e-PОWERハイウェイスター)
デビュー:2016年8月/全長4770×全幅1740×全高1865mm、ホイールベース2860mm、1740kg、1.2L直3+モーター、84ps/10.5kgm、136ps/32.6kgm(モーター)、WLTCモード18.0km/L(e-PОWERハイウェイスター)

●オススメなトコロ…標準ボディが5ナンバーサイズに収まるミニバンでは、車内が最も広い。3列目にも相応の余裕があり、多人数で乗車して長距離を移動できる。シートアレンジも多彩だから、乗車人数や荷物の量に応じて、車内の配置を変更できる。視界がよく、e-POWERは動力性能にも余裕がある。

●購入の際よく考えてみてほしいトコロ…ヴォクシーやステップワゴンに比べて床が約80mm高く、サイドステップを介して乗り降りする。乗降性はよくない。全幅のわりに床と天井が高いので、重心も持ち上がり、安定性を確保するために操舵に対する反応を鈍く抑えた。峠道なども曲がりにくい。ノーマルエンジンはパワー不足だ。

●人気グレード
1)e-POWER ハイウェイスター
2)e-POWERハイウェイスターG
3)G

●値引き目標額:32万円→→→値引き引き締め傾向

■トヨタ シエンタ(価格:180万9500~258万円)

デビュー:2015年7月/全長4260×全幅1695×全高1675mm、ホイールベース2750mm、1380kg、1.5L直4+モーター、74ps/11.3kgm、61ps/17.2kgm(モーター)、WLTCモード22.8km/L(ファンベースGハイブリッド)
デビュー:2015年7月/全長4260×全幅1695×全高1675mm、ホイールベース2750mm、1380kg、1.5L直4+モーター、74ps/11.3kgm、61ps/17.2kgm(モーター)、WLTCモード22.8km/L(ファンベースGハイブリッド)

●オススメなトコロ…薄型燃料タンクの採用で床が低いから、乗降性に優れ、荷物の積み降ろしもしやすい。3列目に座っても、膝の持ち上がる窮屈な座り方にならない。全高は1700mm以下だが、天井が低い印象はない。重心が低めだから安定性もよく、運転感覚はミニバンというよりワゴンに近い。

●購入の際よく考えてみてほしいトコロ…3列目は2列目の下側に格納できるが、この時の操作は面倒だ。2列目を動かす必要がある。4WDでは2列目の中央にトレイを装着したが、乗車定員は1名減って6名になる。座面にトレイを内蔵したから座り心地もよくない。ノーマルエンジン、ハイブリッドともに動力性能が足りない。

●人気グレード
1)G CUERO
2)ハイブリッドG CUERO
3)G

●値引き目標額:26万円→→→値引き引き締め傾向

次ページは : ■トヨタ ヴォクシー(価格:281万3800~334万7300円)

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