ハリアー アルファード エクリプスクロスPHEV…大激戦区車の「買い」と「待ち」

■トヨタ ヴォクシー(価格:281万3800~334万7300円)

デビュー:2014年1月/全長4710×全幅1735×全高1825mm、ホイールベース2850mm、1620kg、1.8L直4+モーター、99ps/14.5kgm、82ps/21.1kgm(モーター)、WLTCモード19.0km/L(ZSハイブリッド)
デビュー:2014年1月/全長4710×全幅1735×全高1825mm、ホイールベース2850mm、1620kg、1.8L直4+モーター、99ps/14.5kgm、82ps/21.1kgm(モーター)、WLTCモード19.0km/L(ZSハイブリッド)

●オススメなトコロ…全高が1800mmを超えるミニバンとしては、床が低めで乗降性も優れている。室内高にも余裕を持たせた。3列目は床と座面の間隔が充分にあり、膝の持ち上がる姿勢になりにくい。ボディサイズのわりに居住性は快適だ。3列目はレバーを引くだけで左右に持ち上がり簡単に格納できる。

●購入の際よく考えてみてほしいトコロ…ハイブリッドは車両重量のわりに動力性能が足りない。ハイブリッドシステムの一部が1列目の中央に張り出し、運転席や助手席からの移動がしにくい。1500Wの電源コンセントは、エアロパーツを備えたグレードでは、車両重量との関係で装着できない。運転支援機能も採用されない。

●人気グレード
1)ZS煌II
2)ハイブリッドZS煌II
3)ZS煌III

●値引き目標額:31万円→→→値引き拡大傾向


【番外コラム】残価設定ローンの〇と×

●オススメなトコロ…数年後の残価(残存価値)を除いた金額を分割返済するので、返済期間を満了しても車両は自分の所有にならないが、月々の返済額は安くなる。通常のローンより金利を抑えることも多い。日本車は残価を保証するので、資産価値を保てるのはメリット。

ライズは残価設定ローンの利用率が高い1台
ライズは残価設定ローンの利用率が高い1台

 月々の返済額が安いので、常に多額の債務を負担。追突事故などの被害者になると、自分に過失がなくても、返済期間が満了して車両を返却する時に精算金を請求される。走行距離が規定を超えた時も、1km当たり5~10円の精算金を負担する。

走りを楽しむスポーツカーはあまり向いていない
走りを楽しむスポーツカーはあまり向いていない

(TEXT/渡辺陽一郎)

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