昭和レトロ大ブームの今だからこそ再評価したい!! 昭和の香りがするエモいクルマ5選

ハイゼットトラックはビジュアルこそレトロチックながら中身はイマドキ!?

昭和レトロ大ブームの今だからこそ再評価したい!! 昭和の香りがするエモいクルマ5選
ハイゼットトラックは従来からの広い荷台スペースと仕事の効率性を高める室内スペースに加え、誰でも使いやすい充実した快適装備も大きな魅力。写真のボディカラーが新設定されたアイスグリーン

 2022年に生誕60周年を迎えたハイゼットは高度経済成長期真っ只中の1960年、当時大ヒットしていたミゼットに続き、ダイハツ初の軽四輪自動車として登場。当時の軽四輪自動車のイメージを刷新する斬新なデザインは積載性だけでなく、居住性にもこだわり、デビュー以来、現在に至るまで農業、漁業、建設業などなど、働く人々の“頼れる相棒”として日本全国津々浦々で日々活躍していることは周知の通り。

 そんなハイゼットのトラックが昨年12月にマイナーチェンジを受けたことは大きな話題となったが、話題の中心になったのは商用車初となるDNGA(Daihatsu New Global Architecture)の展開によって一新したプラットフォームの採用と、燃費・静粛性・発進性の向上に貢献するFR用CVTの初採用というふたつ。

 加えて、ダイハツ最新の予防安全機能であるスマートアシストの導入で安全・安心も確保されているのだから、用途が限定される2シーターのトラックではあるものの軽乗用車として日常生活の足として、さらにはレジャーでの使用にも対応する高い汎用性も兼ね備えている。

 また、初代ミゼットをオマージュしたアイスグリーンのボディカラー採用もオールドファンにはうれしいトピックとなった。これらの要素が奏功し、発売1カ月後の累計受注台数も月間販売目標の約3.5倍となる約2万1000台を記録した。

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