■焼きサバの聖地ならではのサバヌーヴォーの串焼き
もちろん、佐助ならではの「焼き」メニューも、サバヌーヴォーの醍醐味を余すことなく堪能できる。 「焼くとふくらみ方が違います」と星さん。「調理のときの感触が、全然ほかのサバと違うんですよね。柔らかいんです」。
いざ、「サバヌーヴォーの塩焼き」! 見よ、この燦然たる黄金の輝きを!
箸を入れると魅惑の「パリッ」音。続いて「フカフカ」。香ばしい皮、ふわっとした身のバランスが理性を失うほど、箸が止まらず(涙)。
そして白めしカモン、日本酒とまらんー、現象が押し寄せる!
串焼きも、もちろんのごとく、ただただ「旨みとフカフカ」に「ご満悦」……。
「サバヌーヴォー食べ比べ串」もありました。
そして、サバヌーヴォーの良質な脂の威力を見せつけるのが「サバヌーヴォーのサバカツ」。
小麦粉、卵、パン粉をつけてカラリと揚げて、醤油ベースの秘伝のタレにくぐらせたサバカツをガブリ。
カリッとした衣の中から、ジューシーな身がホクホク。ホクホク感、ハンパない! くどさゼロ。あっさりいただけるなんて、奇跡!
「サバヌーヴォー混ぜごはん」も、脂のおいしさが炸裂する一品。焼いたサバヌーヴォーの身、小松菜、大葉、みょうが、ゴマ、醤油、白ダシなどを混ぜ込んで仕上げたごはんの最大の調味料は「サバの脂」!
脂がしみた、つややかなごはんはもはや「チャーハン級」。ジェンヌさん、ふだんの佐助のサバ混ぜご飯も大好きですが、サバヌーヴォーになると別格です……。脂にときめくしかない……。
そのほか、燻製にしたサバヌーヴォーとジャガイモを使った、燻し感あふれる「サバヌーヴォーのポテサラ」もおつまみとして最強。
■『下北SABA食堂 佐助』
[住所]東京都世田谷区北沢2-27-10 クルス下北沢 1階
[電話番号]050-5600-1929
[営業時間]11時半~14時半、17時~23時 [休み]無休
[交通]京王線ほか下北沢駅西口から徒歩3分
※サバヌーヴォージャックウィークは、2023年10月22日(日)までの実施でした。
■「東京Qeema(キーマ)」で食べられるサバヌーヴォー
現在、サバヌーヴォーは荻窪の挽き肉料理専門店「東京Qeema(キーマ)」にて堪能できる。
もともと提供されていた鯖ガパオ、鯖キーマカレー、鯖とセロリのフリットにサバヌーヴォーを使用。
さらに、新メニュー「サバヌーヴォーポテサラ」(680円)「サバヌーヴォーとレフォールのアヒージョ」(920円)も登場した。
サバヌーヴォーポテサラは、サバヌーヴォーを香ばしく焼き上げて赤ワイン、バルサミコで照り焼きにして、ポテサラにトッピング。コクうま甘酸っぱい照り焼きタレで仕上げることで引き立った、サバヌーヴォーの脂を思い切り堪能できるという「究極のサバポテサラ」だ。
サバヌーヴォーとレフォールのアヒージョはサバヌーヴォーときのこ、小松菜を組み合わせ、レフォールをきかせて醤油を隠し味にした一品。レフォールの香りとほんのりした辛味が、サバヌーヴォーの味わいを引き立たてている。
ぜひ、多彩な料理でサバヌーヴォーの無限の可能性を体験してみて!
※提供はいずれもディナーのみ<サバが変更になる場合もあり
■『東京Qeema』
[住所]東京都杉並区南荻窪1-22-12 野村ビル1階
[電話番号]03-4400-8310
[営業時間]11時半~15時(14時半LO)、18時~22時半(22時LO)
[休み]日・祝(臨時定休日はSNSでお知らせ)
[交通]JR中央線ほか荻窪駅南口から徒歩12分、または関東バス荻窪一丁目下車、徒歩1分
■池田陽子
全日本さば連合会広報担当 サバジェンヌ/薬膳アテンダント
サバを愛する消費者の集まりである「全日本さば連合会」(全さば連)の広報を担当。日本各地のサバ情報の発信、サバ商品のPR、商品開発等を行う。北京中医薬大学日本校を卒業、国際中医薬膳師資格を持ち、薬膳アテンダントとしても活動。水産庁「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」認定メンバー。著書に『サバが好き!~旨すぎる国民的青魚のすべて』(山と渓谷社)、『ゆる薬膳。』(日本文芸社)など。
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