ミライースターボがどんどん楽しくなってきたゾ!!  速さも手に入れて全日本ラリーでクラス2位の快挙達成!!

守りに入った自分のギアを切り替え、攻めの走りでクラス2位をゲット

5MTはクロスミッションではないため、歯がゆい思いもするが楽しさが勝っている
5MTはクロスミッションではないため、歯がゆい思いもするが楽しさが勝っている

 調子に乗って迎えた日曜日の1本目は昨晩降った大雨の影響で滑りやすいウェット。予算の関係で帰りは自走。加えて来週もラリーチャレンジ八ヶ岳 茅野(4月19~20日)に出場する予定である。

 ブツけたらいかんともしがたい。ということでチキンになりました。適当に抑えて走り、ゴール地点でタイムカードを書いて貰っていたら、1分後にスタートしたハイエースの板倉麻美女史がバックミラーに迫ってくる。やっちまったか?

 おそらく50秒近くやられました(実際は49秒1)。総合順位でも板倉女史に逆転を許す。抑え過ぎました(泣)。まぁプライベーターなんてそんなモンです。壊しても次から次へとクルマが出てくる状況ではありません。

 されど負けたら悔しい。このあたりが競技の面白いところ。箱根駅伝でいうところの「ギアを変える」(人間にギアなんかないけどドラゴンボールなどでも似た表現ありますね)。

 続く2本のステージで抜き返す! 特にステキなのが、3速のギアレシオぴったりの高速ステージ。何と5速に入っちゃいましたから。ミライース、意外なことに高速コーナーのコントロール性が抜群に良い! 

全日本ラリーを3戦走ってもまだ使えそうなヨコハマタイヤのADVAN NEOVA
全日本ラリーを3戦走ってもまだ使えそうなヨコハマタイヤのADVAN NEOVA

 タイヤはヨコハマのスポーツタイヤADVANネオバなのだけれど、限界特性が穏やかなので性能をフルに使い切れるのだった。全日本ラリーでは競技用の「Sタイヤ(セミスリックタイヤで高いグリップを持つ)」が当たり前だが、減りはだんぜんネオバがいい。

 午後はペースを落とす、なんてクレバーな走りが出来るドライバーじゃありません。なんたってギアが変わっています。楽しいモンだから、午前と同じステージですべてタイムアップ。

今回コ・ドライバーをお願いした鈴木和人さん(クルマの右隣)はラリー歴30年の大ベテラン。今回もダイハツのメカニックさんやSPKさんにお世話になりました
今回コ・ドライバーをお願いした鈴木和人さん(クルマの右隣)はラリー歴30年の大ベテラン。今回もダイハツのメカニックさんやSPKさんにお世話になりました

 終わってみるとクラス2位。総合でも46位という望外なリザルトを得られた。これだけ楽しんでタイヤはもう1戦出来るほどの溝を残す。使ったガソリンも30L。リエゾン区間ならリッター18kmほど走ります。これだけ環境にやさしい競技車両はないと思う。

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