今、多くの人々に人気の高いミニバン。中でも高級ミニバンはアルファード/ヴェルファイアの一人勝ちが続いている。そんな中、日産から新型エルグランドが出るかもしれないという情報が! 一強を打ち砕く爆ウレヒット作となるのか!? 予想CGとともに考察していく!!
文:ベストカーweb編集部/予想CG:ベストカー編集部 ※当記事はベストカー本誌2025年4月10日号の内容です。
【画像ギャラリー】打倒アル/ヴェルなるか!? 登場が待ちきれないぜ!!(15枚)画像ギャラリー大ヒットを生み出せるか!?!?
自動車メーカーは、意外とひとつのヒット車で経営状況を持ち直すことがある。
古くはホンダの初代シビック(’72年)、初代オデッセイ(’95年)、マツダの5代目ファミリア(’80年)、初代デミオ(’96年)、スバルの初代レガシィ(’89年)など、例を挙げたらきりがないほどだ。
日産は2月13日に第3四半期決算の会見を開催。ホンダとの経営統合協議を白紙に戻す件が最も話題になっていたが、今後登場させる新型車もかなり詳細に紹介していた。
要は「これから新車がたくさん出るから大丈夫」とアピールしていると
いうことで、それに対して「立ち直れる根拠は何もない」と切り捨てたメディアも多くあった。
売れるか売れないかわからないのは事実だが、売れる可能性はゼロでもない。繰り返すが、新型車の売れゆきひとつで経営危機を脱することができるのが自動車メーカーというものなのだ。
とはいえ、小でも中でもなく「大ヒット」でなければ危機は脱せない。果たして日産に、その重責を担える新型車があるのか? それを探るのが今回のメインテーマとなる。
【画像ギャラリー】打倒アル/ヴェルなるか!? 登場が待ちきれないぜ!!(15枚)画像ギャラリー新型エルグランドJMSで公開か?
まず大きな期待を集めているのが新型エルグランド。’26年度投入予定というからまだ先だが、今年秋のジャパンモビリティショー(JMS)でプロトタイプを公開するとの情報もある。
ボクシーで独特の魅力があるデザインという目撃情報もあり、そのデザインしだいではJMSでも大いに話題を集めそうだ。パワーユニットは第3世代のe-POWERと発表されている。
第1世代と比べて燃費20%向上、コスト20%減を実現し、欧米市場で重視される高速燃費も15%向上させるという。
また、次世代インテリジェンスコクピットや最新のADAS(先進運転支援システム)も投入して技術力をアピール。
高級ミニバンはアルファード/ヴェルファイアのひとり勝ちが続いているが、商品力が高ければ「大ヒット」の可能性あり。新型エルグランドにかかる期待は大きい。
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コメント
コメントの使い方自動車に無頓着な、
「木を見て森を見ず」
の経済系メディアは、日産の業績不振について取って付けたようなアメリカでのローグの販売不振で説明しようとしていたわけですが、根本的原因はルノーや株主の圧力でモデルチェンジが凍結されていたことでしたからね。
自動車メーカーは販売さえ回復すれば即業績が回復しますから、その点を理解していないのかも知れませんね。