■新型レガシィアウトバック/来夏登場予定
次期型レガシイは北米ですでに発売されているが、日本では従来型のアウトバックのみが引き続き販売されている。こちらも2021年1月25日をもって生産打ち切りとなる。
次期型はアウトバックのみの世代交代でセダンのB4は廃止になる。次世代の「スバルグローバルプラットフォーム」による仕立てで、インナーフレーム構造は当然のことながらこちらにも採用される。
パワーユニットは従来の水平対向4気筒2.5Lから、レヴォーグ、フォレスター同様に1.8リッターターボの搭載に変更される。アイサイトの最新バージョンも標準装備車を設定する。
■新型WRX S4/11月頃登場予定
WRX S4は11月頃のフルモデルチェンジが有力。現行モデルの登場が2014年8月25日であるから、7年ぶりの世代交代となる。
レヴォーグとプラットフォーム&基本コンポーネントを共用していたので、次期型も同様である。したがってフルインナーフレーム構造を採用し、大幅な剛性アップが図られるはず。
ステレオカメラとレーダー併用のアイサイトXも流用されるのも間違いない。パワーユニットは現行の2Lターボから、2.4Lボクサー4ターボに格上げされる見込み。フルインナーフレーム構造、足回りの強化、4WDとの組み合わせによって、格段に走りのポテンシャルアップが図られる。
トランスミッションはCVTの他、操る楽しさを求めるファン向けに6MTも新たに用意される。グレード名はSTIスポーツアイサイトEXになる見込みである。
■インプレッサなど来年の改良モデルは?
このほか夏から年末かけてはレヴォーグ、インプレッサスポーツ、XV、インプレッサG4、フォレスターが2022イヤーモデルとしてマイナーチェンジ、一部改良などで走りのポテンシャルアップを中心に手直しが行われる見込みである。
レヴォーグ、インプレッサシリーズはフォレスター、XV同様に2Lマイルドハイブリッドの「e-BOXERユニット」搭載車を設定する可能性もある。
【証言:首都圏スバル店営業担当者】
BRZ、レガシイ、WRX S4の次期型に関する商品情報はスバルから正式に提示されたものはまだない。今、わかっているのは現行のレガシイアウトバックが2021年1月25日をもってオーダーストップになるということだけである。
ただ、新型レガシイが海外で先行して発売になっているのは確かだし、BRZは北米のワールドプレミアで公開されているのも事実であるから、これらが2021年に日本で発売されるのは間違いないと受け止めている。
WRX S4のフルモデルチェンジもしかりである。ただ、WRX S4は年末近くだから、実際に販売に貢献するのは2022年と受け止めている。
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