新情報入手! ハイエースがなくなる? 次期型の開発が不透明に!

新情報入手! ハイエースがなくなる? 次期型の開発が不透明に!

 2004年8月に登場した現行200系ハイエースは、登場から17年。2019年には巨大な海外仕様のハイエースがフィリピンで発表。残念ながらこのハイエースは日本では販売されないモデルだった。

 先代100系から現行200系のフルモデルチェンジは約15年だから、日本仕様のハイエースも間もなく発表されるかと思いきや、2020年5月には安全装備を充実させマイナーチェンジモデルを発表。

 いったい日本仕様のハイエースはいつ発売されるのか? 最近ではまったく新しい情報が流れていない。そこで、次期ハイエースの新しい情報はないのか、徹底調査した。

文/ベストカースクープ班
写真/トヨタ ベストカーweb編集部

【画像ギャラリー】海外では新型が登場! 日本向けの次期ハイエースはどんなスタイルになる?


海外仕様のハイエースの登場から2年が経過したが……

2019年にフィリピンで発表された海外専売のハイエース。ロング・ハイルーフのコミューターは全長5915×全幅1950×全高2289mm、ホイールベースは3860mm。最大17人乗り
2019年にフィリピンで発表された海外専売のハイエース。ロング・ハイルーフのコミューターは全長5915×全幅1950×全高2289mm、ホイールベースは3860mm。最大17人乗り

 日本の商用車の代名詞ともいえるハイエース。朝一番「現場」に向かうハイエースの姿は、誰もが思い浮かべるシーンだ。しかも、そうしたいわゆる「仕事」に不可欠な道具としてのクルマというだけでなく、クルマ好きにとっても気になる存在であることは間違いない。

 例えば海や山で大きな道具を必要とするアクティブなスポーツファンにも人気が高く、この手の商用車としては異例な「専門誌」まであるモデルでもある。

 ボディバリエーションも豊富で、ごく普通の標準ボディのロング(標準ルーフとハイルーフ)のほか、ワイド(ミドルルーフ)、それにスーパーロング(ハイルーフ)もあり、さらにエンジン、トランスミッションなどの仕様が加わり、まさに使い方に応じて選び放題、というトヨタらしい車種展開。日本の1ボックス商用車として敵なしの存在だ。

2004年8月に登場した200系ハイエース。2020年5月に実施された一部改良では、車両後方を映すデジタルインナーミラーをオプション設定した
2004年8月に登場した200系ハイエース。2020年5月に実施された一部改良では、車両後方を映すデジタルインナーミラーをオプション設定した

 そのハイエースも現行の5代目、200系が登場したのが2004年8月。長くフルモデルチェンジの噂が絶えなかったし、ベストカー本誌でも2018年には次期モデル情報として重要な図面を入手。レジアスエース復活としてレポートし、それは残念ながら2019年にフィリピンで発表された海外向けハイエースだったことが判明した。

 そしてハイエースは2020年5月、フルモデルチェンジではなく、トヨタセーフティセンスなど安全面装備を充実したマイナーチェンジを実施。実質的に、ここ数年のフルモデルチェンジは時間軸から言っても考えられない状況になった。

次ページは : ではいったいハイエースはどうなるのか? 重要な証言を入手!

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